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日記
「というのはウソです。」を作りましたEdit

「というのはウソです。(http://usodesu.com/)」というのは、Twitter上でウソをつく人を支援するためのサービスです。このサービスを使ってTwitterにツイートを投稿すると、そのツイートに「というのはウソです。」というメッセージ(アプリケーション名)が付加されます。

といった感じですね。上のサンプルでは#usodesuなんてハッシュタグを付けてますけど、ハッシュタグや参照URLはつけないようにすることもできます。これで、本文中に無粋な「なんてウソです」などというエクスキューズを書かなくても、さりげなくそのツイートの内容がウソであることを表現することができます。限りある140文字をより有効に使うことができますね。

140文字を越えるもっと長いウソをつきたいという人もいるでしょう。そういう人のために、長文を分割ツイートする機能も用意しています。

こんな感じで、長文を入力している横にリアルタイムに140文字以内で分割したイメージも表示されます。長文ツイート分割支援ツールとしても利用できますね。

本当は震災の起こった週の週末リリースを目指して作りかけていたんですが、あんなことが起こって日常生活がそれどころじゃなくなるし、このご時世にこんなふざけたツールをリリースするのもそれこそ「不謹慎」だし、ということでそのまま放置していました。しかし、すでに取っちゃったドメイン料金がもったいないし、このタイミング(エイプリールフール)を逃すとしばらくリリースするタイミングがなくなるし、ということで突貫工事で動くところまで仕上げて公開してみたのでした。ぼちぼちご利用ください。

ちなみに開発言語・ライブラリは、PHP 5.3.3、Zend Framework 1.11.3、jQuery 1.5.1、Yahoo UI Library 3.3.0、Twitter API、bit.ly APIって感じです。サーバーはさくらのVPS 512に軽いバーチャルドメインいくつかと同居。まあ大してアクセス数もないでしょうから、十分動くでしょう。

そういえば、このサービスにTwitterのOAuthを使ってログインするときのTwitter上の文言が、「ishinaoが開発したというのはウソです。というアプリケーションは……」となっているのは、かなりシュールな感じです。

Published At2011-04-01 17:31Updated At2011-04-01 17:31

日記
ダダ漏れダイエット最初の一ヶ月の成果Edit

4月4日に健康診断を受けて体重を減らすことを決意してからの約1ヶ月(25日)の間の、体重と体脂肪率の推移グラフ by WiFi Body Scale

さっき測った体重で考えると、82-77.5=4.5kg減ったことになるけど、まあ実際には約一ヶ月で2~3kg程度減った感じかな。グラフ全体として右肩下がりになっているんで、悪くない傾向。

ちなみに4月13日に一気に76.9kgまで下がっているのは、ウイルス性胃腸炎で2日ほど絶食したときのもの。病気が治ったらあっさりもともとの減少傾向に準じるところまで戻っているんで、絶食によるダイエットは一時的にはものすごく効果があるけど、元に戻るのも簡単だってことが分かるね。

現在採用しているダイエットの方法としては、食事の質・量の改善と運動量(主に有酸素)の確保、そしてダダ漏れによるモチベーションの維持。

食事については、今まで基本的に腹一杯限界まで食べることが多かったし、高カロリー・高脂肪な食べ物もたくさん食べていた。それを、

  • 食事の量を減らす。腹一杯食べるのはやめる。できるだけ少なめに食べて、足りなかったらまた追加する。一日に何度も食べる。空腹の状態に慣れて、胃を小さくする。余らせたらもったいないからと、残り物を全部食べきるようにするのはやめる。調理する際に少なめに作る。
  • 食事の内容(質)を気にする。油ものをできるだけ控える。普段食べるものは脂肪や調理油が少ないものを選ぶ。まず油の少ないものを多めに食べて、満腹感を確保するようにする。カロリー表記があるものはそれを必ず見て、自分が何カロリーのものを食べているのか意識する。そうすると高カロリーのお菓子類などをたくさん食べる気になれなくなる。代わりに比較的低カロリーな中で自分が好きな食べ物を選んで食べる。
  • 具体的な食事内容としては、するめやビーフジャーキーみたいな乾燥ものは、長く噛んでいられるしそれほど高カロリーではないんで、口寂しい時用に使える。ただし、塩分取りすぎに注意。もやしやキャベツみたいなボリュームがある野菜もオススメ。この辺にささみとかレバーとか、脂身の少ない肉をあわせて調理するといい感じのおかずになる。蒟蒻畑もかなり使える。すぐ飲み込んじゃうけどそれなりに腹に溜まるんで空腹を抑える間食用にいい。カロリーメイトとかSOYJOYとかは、ダイエット向きじゃない。量が少ない割にはカロリーがあって味もうまいんで、たくさん食べ過ぎる危険性が高い。それとは違って、ローカロリーのビスケットみたいなのは、結構使える。健康食・栄養食っぽいものは、カロリー表記を見て選ぶ必要がある。あと、野菜や果物100%ジュースは、食事で取りきれない栄養補給用に時々飲むといい。海藻が多いサラダや酢の物なんかも同様。
  • 平日は基本的にアルコールを飲まない。今までは毎日それなりに飲んでいた。飲むこと自体は大して悪くはなかったんだけど、飲むとつまみを大量に食べてしまうのが大問題。ということで、平日は飲み会などがない限りはアルコールは飲まないことにした。別に禁酒したいわけではないんで、飲み会とか休日とかは普通に飲むようにしている。ただ、やっぱりカロリーは気になるんで、前よりつまみは食べないようになったけど。
  • レコーディングダイエットも採用しようかと、最初のうちは食べたものとそのカロリー量を記録していたんだけど、こまめに回数多く食べているんで、いちいち記録するのが面倒くさくなってやめた。カロリー非表記の食べ物のカロリー量を調べるのも面倒くさいし。その辺いとわない人はやった方がいいとは思う。自動的に食べたもののカロリー量を記録してくれるシステムがあるならやるけど、手動では俺には無理。
という風に変えている。

運動に関しては、もともと運動量はテニスで確保していたんだけど、それだと偏った運動になってしまうし、疲れてくると運動量的には手抜きすることもできてしまうので、

  • テニスは今まで通り続ける。ただし、できるだけ足を動かしたり、ショットの威力を上げたりして、運動強度を上げるように意識する(その分精度が落ちて勝率が落ちてるけど、身体能力が上がればそれにも耐えられるようになるだろう)。その際、Nike+iPodセンサーでテニス中の運動量(足の動き=移動距離)を自動計測する。Nike+iPodセンサーは汎用のアダプターを使えばナイキの専用シューズ以外でも好きな靴に付けられるし、iPhoneがあれば受信機能も標準搭載されているんで、センサー部だけ買えばいい。
  • テニスはできない日もあるんで、テニスができない日は上記Nike+iPodセンサーを使ってジョギングし、その内容を自動計測する。長距離は得意じゃないし、あまり走って膝に来るとテニスに響くんで、ジョギングの質は求めないことにした。一時間くらいだらだら走ると7~8km程度は走れる。慣れてくると10kmくらい走れるようになってきたけど、最近は走ることはなくなった。
  • 走らなくなった理由としては、ユアシェイプフィットネス エボルブを発見したから。これはXbox360+Kinect用のフィットネスゲームなんだけど、ものすごくできがいい。Kinectってのは3Dモーションセンサーで、人間の動きを3D(奥行き情報付き)で把握することができる入力インターフェース。これを使うと、テレビの前での動きをゲーム機が、全身の主要な関節単位で認識してくれる。つまり、テレビの前でフィットネスするとその動きをゲーム機が解析して、正しい動きになっているかどうかを判断し、だめな場合はアドバイスをくれる。「もっと腕を上げて」「もっと深くスクワットして」「もっと膝を高くあげて」「リズムが遅れてる」などなど。まるでフィットネスジムでインストラクターに注意されているように。Wii Fitだと体重センサー+手持ちのコントローラーで分かる部分しか判断してくれないけど、これだと本当に全身の動きをきちんとチェックしてくれるんで、きっちり全身運動をすることになる。
  • ユアシェイプフィットネス エボルブでできる運動の内容としては、エアロビクスとかボクササイズみたいな有酸素運動と、それにダンベルを加えてもうちょっと筋トレ度を上げた運動と、太極拳の型をゆっくりと再現するヨガっぽい運動。あとミニゲームもいくつか。短くて5分、長く30分程度のメニューがたくさんあるんで、そのときの気分や体調に合わせて好きなメニューを選べる。また、メインの機能としては、それなりにきつい運動能力のテストを受けると、その結果に応じて自分用のフィットネスメニューを作ってくれる(既存のメニューの中からオススメの運動強度のものを組み合わせる)。
  • ユアシェイプフィットネス エボルブを使って運動すると、その日のメニューで消費したカロリーと、今までこのゲームで消費した累積カロリーが表示される。これが非常に大きい。俺の場合、今のところ一日30分~1時間程度で100~200kcalくらい消費するようにしているんんだけど、それだけ消費するのはそれなりに大変。一方お菓子なんかのカロリー表記を見てみれば分かるんだけど、食事や間食でそれだけ余計にカロリーを取るのはとっても簡単。というわけで、これを使って運動すると摂取カロリーをすごく意識するようになる。「がんばって200kcal分運動したのに、このお菓子を食べるとその分がちゃらになっちゃうのか……。やめておこう」とか。
  • ちなみにユアシェイプフィットネス エボルブとKinectが届いたのは4月22日。それから毎日続けているんだけど、上のグラフを見ると、4月22日を境に、体重の減少傾向がより大きくなっているように見える。自分でやっていても、今までの運動(テニス+ジョギング)では使っていなかった筋肉がものすごく使われているのが分かるので、多分これの導入効果はかなり大きそう。さらに一ヶ月ほど続けてみて、その効果をさらに確認したい。
最後にダダ漏れによるモチベーションの維持の話。といっても、俺の場合ダダ漏れしなくてもモチベーションを維持するのはそれほど難しくない。自分の中でストイックに何か追求するのは好きな性質なんで。

ただ、ダダ漏れをするきっかけとなった、自動記録に関しては非常に重要だと思う。

  • WiFi Body Scaleによる、体重と体脂肪率の自動記録。WiFi Body Scaleというのは、無線LANを搭載した体重+体脂肪率計で、体重を量ると自動的にインターネット上にあるサービスにその情報を送信し、その結果をWebブラウザやiPhoneアプリなんかで見ることができる。また、最初に掲載したグラフもそのサービスで自動的にグラフ化してくれたもの。TwitterやFacebookなんかにその結果を自動投稿することもできるし、日本ではあまり知られていないけどGoogleとかMicrosoftとかがやっている健康管理サービスなんかとも連動できるようになっている。自分で体重を量るたびにメモをするのは大変だし、それをグラフ化したりするのなんて手動でやっていられない。特に体重とか体脂肪率とかは一回一回の測定結果はかなり変動があるんで、その数値だけ追っていたんではいまいち自分の体の状態が分からない。こういうサービスを使ってグラフ化すると、長期スパンでの変動傾向がわかりやすくなるんで、細かい変動に一喜一憂しなくてもよくなる。
  • ちなみに昔タニタのやっているからだカルテというサービスにも2年くらい加入していた。これもWiFi Body Scaleみたいなサービスで、サービス内容自体は悪くなかった。ただ、これはUSB接続+赤外線通信の端末を使ってPCとのデータ交換をやるんだけど、このUSB端末が日々使っているとだんだんぼろぼろになってきて、物理的に故障してしまった。また、月会費制のサービスなんで、そういう状況でも月々お金を取られるのがいやになって、代わりの端末を買うのではなく、サービス自体を解約してしまった。今ここで書くために上記サイトに行ってみたら、今ならWiFi Body ScaleみたいにLANを使って自動送信する端末もできているみたいだね。月会費の縛りがいやじゃなければこっちでもいいかも。WiFi Body Scaleみたいに気軽に測定するユーザーを追加したりはできないけど。
  • そういえば、WiFi Body Scaleは機能的にも非常に良くできているんだけど、もう一つ測定端末のデザインが格好いいし、さらに測定時のアニメーションもかなり格好いい。いわゆるSFガジェットっぽい動きをする。その辺も好きな人にはオススメ。家族で使っている場合なんかは、測定値から誰が測っているのかを自動的に推測してくれたりするし。
  • Nike+iPodセンサーは、外での運動の自動記録に便利に使える。外での運動はたいてい走ることにつながるんで、これを使えばその運動量を記録することができる。また、Nike+iPodセンサーの仕組み自体は単なる衝撃センサーで、それを装着している靴に衝撃(=着地)を感知するとそれを1歩(実際には片足にしかセンサーをつけないんで、1回で両足の2歩分と見なす)走ったとするだけのもの。実際には走る運動だけでなく、縄跳びみたいな飛び跳ねる運動でも十分に使える。ある程度の衝撃が定期的に発生するなら、必ずしも足に付ける必要もないだろう。自動記録される数値は、あくまでも一回の衝撃を2歩分と見なして何分間で何km走ったかというデータになるけれども、そんなのはただの目安で、同じ運動をしたら数値が高い方が運動量が多いことは確かなんだから、自分の中でいつもと比べてどれだけ運動したのかが確認できればそれで十分だろう。
  • Nike+iPodセンサーを使って、さまざまな運動量を測定したいという場合の注意点としては、これは基本的にランニングとかウォーキングとかの測定用の仕組みなんで、長い時間センサーからの入力がないと自動的に記録を停止してしまう。テニスとかだと休憩がある程度長いとそこで自動記録が一時停止になってしまい、その後運動を再開しても自動的に記録を継続したりはしてくれない。だから、ちょっと休憩する際にもセンサーを付けた足を軽く足踏みするようにして、センサーからの入力を途切れないようにするとか、あるいは休憩時にはいちいちiPhoneを取り出して、自動停止になっていないかどうか確認するようにする必要がある。俺の場合は、いつでも足踏みしている癖が付いてしまった。
  • そして、ユアシェイプフィットネス エボルブ。といっても、さっき書いたみたいにゲーム内ではその日の運動で消費したカロリーや、今までの累積消費カロリーが表示されるんで、それが一番わかりやすい数値となる。ただし、日本語版のユアシェイプフィットネス エボルブでは、これはゲーム内に閉じたデータとなっており、その数値を外部サービスと連携したりできない。唯一Xbox360の特徴である実績システム(ゲーム内のある条件をクリアすると、Xbox共通の実績システムにその内容が記録され、ゲームの進行状況をオンラインで友達と共有することができる)を使えば、ゲーム内の実績をWeb経由でXboxInfoTwitなどを使ってTwitterに投稿することも可能。ユアシェイプフィットネス エボルブでは累積消費カロリーが、最初は100kcalごと、その後200kcalごと、最終的には1000kcalごとに実績となっているので、それを公開することである程度運動状況をダダ漏れすることができる。ただし、上限は10000kcalらしいが。
  • 海外版のYour Shape: Finess Evolveならば、WiFi Body Scaleのようにオンラインサービスと連動して、日々のカロリー消費の記録をグラフ化して表示したりする機能もあるらしい。また、追加のフィットネスメニューがオンラインダウンロードで販売されていたりとか、周辺サービスが充実しているそうな。日本語版のユアシェイプフィットネス エボルブも十分できはいいんだけど、そういうのを聞くとそれも使わせてくれよと思ってしまう。別にWeb上のサービスとか追加メニューなんかは、英語版のまま使わせてくれればそれでいいんだけどなー。なんとかしてよ>UBI JAPAN。というか、UBI JAPANも儲からないとそんなことまでやってられないだろうから、みんなこのソフトを買ってUBI JAPANをもうけさせて、日本語版でも周辺サービスを充実させてもらおうよ。Xbox360用ソフトならばあとからアップデートで機能追加とかも簡単にできるはずだし。

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Published At2011-04-29 19:28Updated At2011-04-29 19:28