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日記
簡易版も登場、新Acrobatが目指す「PDFによる標準化」 from ZDNet (13:49)Edit

Acrobatも技術としては嫌いじゃないんだけど、Adobeのものだと思うとどうしても強く推す気にはなれないよなー。でも、さまざまな書類データを共通のデジタルデータとして保存・管理するフォーマットとしては現時点ではベストかな。紙書類スキャナーで取り込んでそのままPDF化できるってのが大きいよな。組版表現の制限も少ないし。

Published At2003-04-14 00:00Updated At2003-04-14 00:00

日記
モノを識別する"ユビキタスID"の技術を解説 - ユビキタスIDフォーラム開催 from MYCOM PC WEB (13:49)Edit

>ユビキタスIDセンターは、あるuIDがどんな製品を指すかという情報は蓄積せず、どのデータベースに問い合わせれば製品の情報が得られるかという、データベースアドレスの解決のみを行う。

>店で製品を販売するときに任意のビットをマスクすることで、製品の種類を示すアドレスは残すが、製品1個1個のユニークなアドレスは読みとれなくするといったセキュリティ確保の方法が考えられている。

いろいろ応用が利きそうな考え方だなー。

問い合わせ先がどこなのかを問い合わせる層と、具体的な情報を問い合わせる層の二階層を用意することによって、どういうメリット・デメリットがあるのか考えてみよう。

あと、アドレスの一部をマスクして表示するってのは、トリップキーの半分を公開して目で確認するためのキーとして利用し、残り半分を非公開にして認証用に使っているのとちょっと似ているかな。ただ、マスクする・しない部分の意味づけを明確にして使うと、さらに用途が広がるかもしれない。

Published At2003-04-14 00:00Updated At2003-04-14 00:00

日記
特集: 生活に役立つネットワーク保育園でライブカメラ 〜愛娘をチェック from ZDNet (13:49)Edit

こういうソリューションって、価格的にはもはや大してかかるわけではないよな。専用ハードウェアもいくつかでているし、あとはADSL系の常時接続ダイナミックDNSに、ユーティリティセキュリティソフトを組み合わせる感じで、導入10万円+維持費1万円/月くらいでなんとかなりそう。ちょっとしたモーター制御とかと組み合わせて、ペットの監視+えさやりをネット越しにやったりも出来そうだし。ソフトウェアよりの部分は大しておもしろみがないけれども、USB経由でロボット制御みたいなことをいろいろできるようにすると面白そうだなー。

Published At2003-04-14 00:00Updated At2003-04-14 00:00

日記
はてなの投げ銭を汎用の投げ銭システムとして使えないか (13:49)Edit

2003/12/19

実際にはてなポイントを汎用決済システムとして利用する例が現れた模様&そういう利用方法をはてな側でも承認した模様。こういう利用例がある程度増えて、はてなポイントの流通量が増えれば、以下に書いたような展開も現実的になってくるかな。関連ネタとして、「「へぇ」で投げ銭」もどうぞ。


2003/4/13

今までいろいろな投げ銭システムが考案されては、ほとんど使われないままに消えていった(あるいは消えていないけれども流行りもしない)わけだけど、はてなhttp://www.hatena.ne.jp/)で新しく作られた投げ銭システムを、汎用の投げ銭システムとして(はてな以外でも)使うことは出来ないだろうか。

まずは、はてなのポイントシステム自体の概略を説明しておく。公式ヘルプはhttp://www.hatena.ne.jp/help/help0501

ポイントは500円単位で購入できる。購入手段は、郵貯銀行振込eBANKによる振り込み。換算レートは1円=1ポイント。振込手数料はユーザー持ち。ポイントははてなのメインコンテンツである質問システムにおいてユーザーの質問に答えたり、あるいは投げ銭を受け取ったりすることで増やすことが出来る(逆に質問をしたり、投げ銭を投げることで減る)。

ポイントは換金することも可能。ただし、換金するためには2000ポイント以上を保持している必要があり、しかも1000ポイント単位でのみポイントを換金することが出来る。換金時の換算レートも1ポイント=1円。この場合の振込手数料も基本的にユーザー持ち。eBANK口座を持っていれば、振込手数料はかからなくなる(はず)。

質問をしたり投げ銭を投げたりするために、最低限持っているべきポイント数が定められているため、初期プレゼントポイントを悪用することがやりにくくなっているし、換金の方はさらに敷居が高いので、リアルマネーとして扱うよりもはてなポイントとして扱う方が扱いやすく出来ている。

というような、はてなのポイント&投げ銭システムを、汎用の投げ銭システムとして利用する利点はいくつかある。

まず、はてなの持つ投げ銭システムは、もともとはてな内で稼働していたポイントシステムをベースにしているので、新規に(専用に)作られた投げ銭システムのように、それが使われなければシステムの運営が成り立たないというものではない(はず)。はてなの(人力検索を中心とした)ビジネスモデルがうまく回っていさえすれば、投げ銭システムを稼働させ続けることができる(といいな)。

また、はてなのアカウントは誰でも簡単にオンラインで取得できるので、受け取る側も送る側もアカウントの準備は容易だ。特に受信側のコストがかからないところは大きい。投げ銭システムのためだけにeBANKなどに口座を開くのは面倒だが、ひとまずはてなのアカウントを取れば投げ銭は受け取れるようになるし、送るときにも振り込み手数料がかかることを厭わなければ普通の銀行振込経由で行える(オンラインバンキングを使えば簡単)。もしもばりばり使おうと思ったときにだけ、eBANKに加入して振込手数料を節約するなどという対処をすればいい。

はてなの投げ銭システムでは、1ポイント(=1円)単位での投げ銭が出来る。少額決済ではそのお金のやりとりにかかるコストを誰が吸収するかがもっとも大きな問題となるのだが、はてながもともと持つ、購入は500円単位、支払いは1000円単位、はてな内でのポイントのやりとりには(投げ銭の場合は5%の)手数料を課金、振込手数料などはユーザー持ち、という仕組みによってそのあたりは吸収されることになる(規模が大きくなったときにも、現行の仕様でうまく回るのかはちょっと不安。あと20円よりも少額の投げ銭では、5%の手数料がどうなるのかも気になる。まあ普通は切り上げか)。

ともかく、はてなの投げ銭システムを使うことによって、1円単位の少額な投げ銭が可能なため、「ちょっと面白かったら5ポイント投げ銭(+はてなに1ポイントの手数料)」みたいな、気軽な投げ銭ができるようになる。そのくらいの金額ならば、お金のやりとりという感じもしないし、ちょっとした投票程度の気分で投げ銭ができるだろう。

ただ、投げ銭可能ポイントがある人でもない人でも同じように投げ銭ボタンを押せるように、投げ銭可能ポイントがある人の場合は投げ銭を行うことになり、ない人の場合は別の意味を持つ(それことランキング投票とか)にした方が、ボタンを押すことに対する敷居は低くなるかも(という話は本論ではなく、実際に運用が始まった後に考えればいい応用的話)。

ネットにおける投げ銭を推進しようと考えている方々、試しにこういう方向ではてなのシステムに乗っかってみたらどうでしょう? ひとまず5ポイントの投げ銭リンクを表現したければ、「投げ銭する:http://www.hatena.ne.jp/sendpoint?name=ishinao&price=5」なんて感じで可能です。ちょっとセキュリティが強化されて、初期の仕様みたいにボタン一発で簡単に投げ銭は出来なくなったみたいだけど。

本当は、はてながオンラインショッピングサイトみたいなばりばりお金が絡むシステムも運営していて、そのあたりを使ってうまく「リアルマネー」→「はてなポイント」変換の敷居を低くできると、流行らせることも難しくなくなるんだけどなー。はてなポイントの流通量が増えないとなかなかうまく回らない。ショッピングサイトとかがあれば、購入額の5%をはてなポイントでキャッシュバック、みたいなことができるのに。

Published At2003-04-14 00:00Updated At2003-04-14 00:00

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車上荒らし (13:49)Edit

車上荒らしにやられちゃいました。

朝、雨が降っていたんで、ムスコを車で保育園まで送ろうかと思ったら、インパネ回りがぐちゃぐちゃでカーナビオーディオがない。ひとまず歩いてムスコを保育園まで送って行ってから、警察へ連絡。原チャリでやってきた警察官(×1)に口頭で被害内容を答えて被害報告書捺印して終了。かかった時間は1時間くらいかな。雨が降っていたので指紋の取得はしない(粉がだまになってちゃんと取れない)と言っていた。

ここ最近ずっと車に乗っていなかったんで、いつやられたのかは不明。最悪2週間くらい前って可能性もあるけれども、車のリア(荷室)のドアが小さく空けっぱなしになっていて、リアの車内灯がついていたのに、バッテリーは上がっていなかったので、そんなに前ではないと思う(根拠は薄いけど)。

被害状況は、まず運転席のドライバーみたいなもので壊されていた。表向きは鍵穴の上部に小さな傷(2ミリくらい)が付いているだけだったけど、中身はぐちゃぐちゃで普通に鍵を回せない状態。ただ、キーレスエントリーで開けるぶんには問題なかった。あと、カーナビとカーオーディオ一式。そこそこきれいに外されてはいるんだけど、配線回りを外すために内装をちょっと汚く破られたりもしていた。あと、パネル回りのケーブルが露出していてちょっと危険。あと小銭入れの小銭少々もなくなってたな。書類(車検証とか)はなくなっていなかった。

まあしょせんは金で換算できるものが失われただけなんで、切実な被害というわけではないけれども、もしも原状回復をフルにしようと思ったら結構金がかかるだろうなー。盗難保険とか車両保険には入っていなかったし、その他保険で車上荒らしをカバーできるものも見あたらないみたいだ。少なくとも鍵は直さなければならない(修理というより交換か。いくらくらいかかるんだろう?)だろうなー。あと最低限のオーディオくらいは入れておきたいところだ。

はじめからナビをつけちゃっていて、ナビがあるのが前提に運転していたところがあるんで、ナビがなくなったのは結構痛いんだけど、さすがに同じ状況でもう一度ナビをつけ直す気にはなれない。かといって、今の車にわざわざ防犯系の機能をばりばりに追加する気にもなれないしな。次に車を買い換えるとき(っていつだ?)までは現状維持かなー。

こんなくそ忙しくて消耗している時期にやられたんじゃなければ、中古のパーツとかを買って装着してみたりするいいきっかけになっただろうに。


そういやCDチェンジャーに入っていたCD12枚も取られたんだな。あと、思ったよりも鍵を壊されたってのは被害が大きいなー。運転席の鍵(シリンダー)だけを交換すると、運転席の鍵だけが別ってことになってしまって面倒だ。かといってすべての鍵を交換すると金もかかるし、エンジンキードアキーが別ってことになってしまう。どうせならば、ガラスを割って盗んでくれた方が後腐れがなくて良かったかも、とか思ったり。

あといろいろ調べてみたけれども、現状では車上荒らしに対するコストパフォーマンスがまっとうな対策って見あたらないなー。一番ましそうなのはココセコムかな。ココセコムって振動感知で電話通報とかもやってくれるみたいだから、警報なんかよりも対策がしやすそう。

あと、ナビはパイオニアのAirNaviにしておけばいいかと思ったけれども、あれはまだスペック的にいまいちっぽいなー。あの手のナビとしてもう数世代たたないと洗練されてこない気がする。でもまあ一応、最後にナビが起動された位置情報を取得できるみたいだから、盗まれた後に犯人が電源を入れてくれればその位置は取得できる。でも、犯人が誰かに売り払った後にその人が電源を入れたんじゃ、善意の第三者って話になっちゃうんだろうな。まあそこから足がつく程度のまぬけな犯人だったら有効かもしれないけど。

Published At2003-04-15 00:00Updated At2003-04-15 00:00

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XMLにおける「ボヘミアンと貴族の階級闘争」 from @IT (13:49)Edit

XMLの意義はボヘミアン方面と貴族方面の二つともにあると思っているけれども、個人的には、

  • ローカルなデータ
    • 汎用的ではなく、少数のアプリケーションからしか使われない
  • データ仕様が完全にフィックスしていない、あるいは気軽に拡張したい
    • 拡張する際には、XMLフォーマットを活かしたい
      • 子階層で配列が持てる
      • 各項目で使用できる文字に制限が少ない(改行なども使える)
      • 文字コードの扱いが明確
      • 異バージョンデータ形式の扱いが楽
        • ノードが見つかったら使い、見つからなければ使わない(あるいはコード側でデフォルト値を設定する)
  • 複数のレコードを串刺し検索したりすることはさほど多くない(RDBにした方がいいかどうか)
  • XMLが扱いやすい言語プラットフォーム上で使う

というボヘミアン的な用途で、適当(アバウト)に使えるデータ形式としての意義を活かして使うことが多い。

もう一つの意義である、

  • 汎用的なデータ
    • そのデータの読み書きは、さまざまなアプリケーションから行われる
  • 仕様が明確に決まっており、ノード単位の正当性チェックまで自動で行われる
  • XMLフォーマットの拡張性ではなく、基本的な表現能力を重視する

という貴族的な使い方については、すでに仕様が決まっている技術に乗っかりたいときだけ意識するけれども、そういうデータを扱いたい場合も自分のコードでは結局ボヘミアン的な扱いをしている(用途に合致する貴族的高機能ライブラリが存在した場合は、それを使うだろうけど)。

という現状においては、最低限プリミティブなXMLライブラリさえ存在してくれれば(なくなることはないだろうけど)、今後のXMLの主流がどうなろうとも(貴族方面に推し進められようとも)、俺にとってはあまり影響がないかなーという気もする。

XMLみたいな夢が大きい(やろうと思えばなんでもできる)仕組みに対して、その可能性を最大限にいかそうとしたときに、「なんでもできる」=「混沌」へと流されないように、きっちりとした枠組み(秩序)に基づいて使うことを義務づけたい(=貴族)という意図と、工数をかけずにちょっとした用途でも便利に使えるのならば使いたい(=ボヘミアン)という意図の対立。

その秩序は本当に必要な秩序なのかそれとも不必要な締め付けなのか、という問題なのかな。

Published At2003-04-16 00:00Updated At2003-04-16 00:00

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【IDF-J Spring 2003レポート】シンプルなアプローチで実用化の期待高まるUWB from MYCOM PC WEB (13:49)Edit

>最近では、UWBの消費電力がBluetoothと大差ないレベルになる見込み(カーン氏によれば、UWBの消費電力はBluetoothの2〜3割増でおさまるという)であり、一般への普及が当初の予想より遅れているBluetoothを捨ててUWBに乗り換えようという動きが一部で見られるようだ。

うーん、Bluetoothは流行る前につぶれかねないな。ようやく普及する雰囲気が出てきたけれども、それでも爆発するようには全然見えないし、こんなのんびりした調子でやっていたら、後発技術に簡単に追い抜かれてしまいそうだ。というか、後発技術もそれほどパワーがなかったりすると、追い抜かれてもBluetoothが消えたりせずに微妙に並立したりして、結局この手の短距離お手軽無線技術は標準がないままにずるずるいってしまいしそう。

Published At2003-04-16 00:00Updated At2003-04-16 00:00

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“甘味”を増すハニーポット、誰でも導入可能に from ZDNet (13:49)Edit

わざと侵入させて、その侵入者の行動を監視するのか。確かに有効そうな仕組みだなー。専用サーバーを用意するのだと数がそろわないから、一時的にそういう機能のサブセットを通常のサーバーでも運用できるようにするといいかも。って、そんなに手軽にインストールできるものじゃないか。OSの深いレベルで対策しているんだろうし。まあ数が少ないとしても、クラッカーのリスクを増すのには有効だろう。人が作ったツールを使ってクラックして遊んでいるやつらを捕まえるにはいいかも。

Published At2003-04-16 00:00Updated At2003-04-16 00:00

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誕生から10年、ブラウザはまだまだ進化する? from ZDNet (13:49)Edit

そろそろWebブラウザーとかメールクライアントとかP2Pクライアントとかばらばらにするのではなく、インターネット統合クライアントってものが出てきてもいいんじゃないかな。MSNとかAOLのクライアントがそれに近い感じだけど、ああいう特定のサービスに囲い込むのではなく、インターネット標準プロトコルに準拠した、軽いやつがいいなー。Eclipseみたいな統合環境プラグイン拡張性があるプラットフォーム上で作るといいかも。ってのに現状で一番近そうなのは、モジュールベースで軽く作り直される予定のMozillaかな。

Published At2003-04-16 00:00Updated At2003-04-16 00:00

日記
“サイバー万里の長城”に穴を掘るソフト from ZDNet (13:49)Edit

>IBBのソフトのコンセプトは、ファイアウォールを回避しようとするユーザーが、ファイアウォールで遮断されていない第三者のコンピュータを介して抜け道を作れるようにするというもの。このソフトをインストールしたユーザーは、Secure Socket LayerSSL)を使って小型Webサイトを設置でき、ファイアウォール内のユーザーはこのサイトを介してファイアウォールの外のサイトにアクセスできる。

なんだかよくわからない説明だなー。SSLを使ったプロキシーサーバーとそれへの接続ソフトで構成されているってこと? でもって、プロキシーサーバーはあらかじめアクセス制限を受けていないマシン上に構築しなければならないってこと? LAN内とかの話ではなく、インターネット越しに他人が設置したプロキシーサーバーに接続するって話なのか? いまいち使えない代物のような気がするんだけど。いや使えないというのではなく、サーバー立てる人への負担がでかすぎる気がする。

Published At2003-04-17 00:00Updated At2003-04-17 00:00