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テニス観戦記
ATPツアーファイナルズ2日目Edit

グループA マレー vs. フェレール

立ち上がりレシーブを選んだマレーは、比較的積極的に攻撃するが実らず。

フェレールもレシーブはいいが、マレーのサーブは簡単には攻撃できない。マレーのドロップショットのミスが早くも目立つ。

ストローク戦はマレーに余裕がある。ただし基本に忠実にしっかり安全な強打を続けるフェレールも悪くはない。

マレーは、じっくり打ち合えばいいのに、なんで我慢できずに打ち急いでミスして、フラストレーションためてるんだ。

結局、我慢強く打ち合って、すごい守備を見せて、ときどきはしっかり自分からも攻撃できたフェレールが、サーブが37%しか入らず、我慢が効かずに攻撃しようとするとミスが出ていたマレーから、6-4でファーストセットを奪う。

と思ったら、マレーは足を痛めているのか。メディカルタイムアウトをとって、左足の付け根あたりをマッサージし始めたな。

フェレールの安定感と、マレーの不安定感。

マレーは攻撃力を削って安定感と勝負強さを身につけたはずなのに、この試合を見ていると、安定感を削って攻撃している割にはミスが多いという、一番ダメなプレイスタイルになってるな。

セカンドセットはブレイクが行ったり来たりのシーソーゲーム。いつもならばマレーの攻撃力次第の展開になるところなのに、どちらかというとぶれないフェレールの方に強さを感じるな。これだけfuck、fuck言っているマレーはだめだ。勝負してミスしているんじゃなくて、集中しきれずにミスしているだけだ。

そして、最後までぶれずに自分のプレイスタイルを貫き通したフェレールがセカンドセットを7-5で取り、ぐだぐだミスだらけのマレーを破った。

グループAの中では一番楽な相手だったはずのフェレール相手に、こんなぐだぐだした試合しているようだと、もうマレーはこの大会だめかもしれん。あのアジアシリーズの爆発は何だったんだよ。となると体調が万全でなくても1位抜けはジョコビッチかな。2位抜けはフェレールかベルディヒか。

  • フェレール def. マレー 6-4 7-5

グループA ジョコビッチ vs. ベルディヒ

さて、ジョコビッチの体調はどうだろう。

どちらもストロークは強打せずにじっくりといく展開からスタートしている。ジョコビッチは最近そういう立ち上がりが多いけど、ベルディヒは挑戦者としてもっと出だしからペースを上げてくるかと思ったら、そうでもないな。ジョコビッチ、フットワークは特に悪くない。

ジョコビッチのサーブゲームはダブルフォルトスタート。ジョコビッチはストロークを強く打ち始めたけど、ベルディヒが対応している。早くもブレイクポイント二つ握られる。じわじわ前で勝負したベルディヒが二つ目のブレイクポイントを取りきった。

ベルディヒはいつも通り平均点の高いプレイ。サーブもストロークもネットプレイもフィジカルも、すべてがトッププレイヤークオリティ。これで大事な試合やポイントでギアを上げる能力があれば、トップ4にも食い込めるのに。

ジョコビッチは特に体力的な問題はなさそう。サーブもストロークもしっかり打てている。けれどもそれにベルディヒがしっかり対応し、ベルディヒが4ゲーム連取して4-0。が、そこでちょっと気が抜けたか1ブレイクされて4-1。

ジョコビッチがじわじわと調子を上げていく。ベルディヒはブレイクポイントを握られつつも、ぎりぎりサーブでかわす。何とか序盤のリードを保ってファーストセットは6-4でベルディヒ。

セカンドセットに入ってもジョコビッチのペースは落ちない。ベルディヒの対応が間に合わなくなってくる。ジョコビッチが1ブレイクして3ゲーム連取。セカンドセットは6-3でジョコビッチ。

ファイナルセットはベルディヒがブレイク先行。しかしすぐにジョコビッチはブレイクを取り返す。どちらかというとジョコビッチが押し込むプレイが多いが、ベルディヒも負けずについていき、いいサーブと自分からの攻撃も増やして対抗。クオリティの高い戦いはそのままタイブレイクに。

ファイナルセット5-6から1本あったベルディヒのマッチポイント、ここを取り切れないのがベルディヒのもったいなさだなー。ジョコビッチがディフェンシブになったところから、遅い球をコースに打って2本振った後に勝負にいったフォアを大きくミスしたけど、コースでつないだ2本が余計だし、コースでつなぐんだったら、最後まで確率よくじっくり攻めればいいのに。

そしてファイナルセットタイブレイク。またもGAORAの罠でタイブレイク直前に録画が切れる。が、今回は学習したんで8時に試合状況を確認し、まだ試合が続いていたんで手動で続きを録画。おかげでこの試合は結果を先に知ってしまった。

タイブレイクも、ベルディヒが大事なポイントを取りに行った球をミスして決めきれず、逆にジョコビッチは厳しいポイントでもクオリティを落とさず取り切り、ジョコビッチが7-6(4)。

  • ジョコビッチ def. ベルディヒ 3-6 6-3 7-6(3)
このグループはマレーのできが悪すぎる。予想では3勝で1位抜けだったんだけど、この調子だと全敗してもおかしくないな。あるいは足の怪我を理由に途中でキャンセルしちゃうかな。

フェレールもベルディヒもとても良かったけれども、比べるとベルディヒの方ができがいいかなー。直接対決はおそらくベルディヒのストレート勝ち。ただし、競るような展開になったらフェレールの安定感とメンタルの強さが勝ってフルセットでフェレールが勝ちそうだ。

ジョコビッチはこの試合は怪我の影響を感じさせなかったけど、大会通して問題が出ないかどうかはちょっと微妙。ラウンドロビンはそれでも勝ち抜けそうかな。フェレールとの戦いで体力を削られないといいけど。マレーとは3試合目に戦うことになるけど、そのときにマレーがちゃんと出てくるのか、出てきたとしてマレーのコンディションやモチベーションはどうなっているだろう。

さて明日は早くもナダル vs. フェデラー。ツォンガ vs. フィッシュの方をライブで見るのはやめて早寝して、ナダル vs. フェデラーの方を早起きして見るか。

Published At2011-11-22 10:48Updated At2011-11-22 10:48

ニュース記
ニュースいろいろEdit

「Eye-Fi X2」「Eye-Fi Center」がバージョンアップ - デジカメWatch

一応ファームウェアのアップデートした。

iPhone4Sがとどめ、国内携帯端末メーカーの最終章(1) | 産業・業界 | 投資・経済・ビジネスの東洋経済オンライン

最も魅力的な端末が最も安い。これでは、他の端末が劣勢となるのも当然だ。
リッチなガラケーはもういらないよ。普通の電話+メール端末としてのガラケーと、リッチなスマートフォンでいいんじゃない。ものすごくバッテリーが持って小型のシンプルガラケーがあったら、2台目用として売れるんじゃないかな。

ネットジャーナリスト(笑)岩上安身、怪情報をまたしても拡散 ~大阪レスキュー隊員内部被曝死亡編~ - Togetter

「大阪のレスキュー隊員が内部被曝で死亡」について岩上安身さんに調べたことを教えてみる - 愛・蔵太のもう少し調べて書きたい日記

誘い受け? のりつっこみ? なんかその手の用語を作ったらいいと思う。

ハンドルネームでいい女を見分ける方法 「○○っぺ、○○ちん」はオススメ : 【2ch】コピペ情報局

> 「ずばりluna、moon、ocean、loveは鬼門です! > こういうメルヘンチックな単語を使っている人は、たいていバカか自意識過剰。

これは当たってる気がする。 メルヘンチックというかメンヘルチックなんだよ。

男の場合は、メンヘルではなく単に中二な馬鹿か。まじなムー読者投稿欄も多少混ざるかもしれないが。

アドオンの互換性チェックを原則廃止するFirefox 10 - Mozilla Flux

最近のアップデート頻度だと邪魔くさいだけになっているからなー。互換性チェックとかをAPI単位とかで自動化できないんだろうか。

「法人」が運転免許を取得する場合の手続きについて (照会)

技能としては属人だから個人としての免許証も必要だけど、業務としての運転の場合は法人免許証として責任を負う(事故とか違反とか)、というのが実は真っ当だったりして。

createObjectURLがすごい件 - プログラムモグモグ

JavaScriptでメディア系ファイルをいろいろいじりたくなった時のキーワードとして覚えておこう。

マクラーレン、ホンダとのエンジン契約を検討か : F1通信

エンジン規約変更タイミングでホンダがF1復帰説はよく流れているけど、信憑性はいまいち。ただ、震災以降ホンダがまた研究開発系に熱心になっているような気もしないでもない。

松本人志、板尾・東野ら『ごっつ』メンバーと『MHK』で10年ぶりコント共演 | ニコニコニュース

まっちゃんの映画もNHKコント番組も、人志松本の痛々しい話にしか見えない。なまじ金をかけてるから余計きつい。

Published At2011-11-21 15:55Updated At2011-11-21 15:55

テニス観戦記
ATPツアーファイナル直前その2Edit

この間、ツォンガとフィッシュの記事を紹介したけど、他の人の記事も出ていたんで追加。

Tennis - ATP World Tour - Barclays ATP World Tour Finals 2011 - London Home To Djokovic's Crowning Achievements

ジョコビッチ。初戦の相手のベルディヒは最近調子がいいし、インドアコートが得意なタイプだから、厳しい戦いになると予想。右肩の怪我の復調具合については、ここ2、3日はほぼ100%のサーブが打てるようになっているから、現時点では問題ないとのこと。ただあくまでも現時点では、だよなー。厳しい試合が連続するとどうなるか。

Tennis - ATP World Tour - Barclays ATP World Tour Finals 2011 - Murray Relishes Finals Challenge

マレー。フェレール、ベルディヒ、ジョコビッチとの戦いは、すべてロングラリーが多い厳しい戦いになると予想。去年の最終戦準決勝でナダルに惜敗した経験が生かせるはず。

Tennis - ATP World Tour - Barclays ATP World Tour Finals 2011 - Ferrer: 'I Have Played My Best Tennis This Season'

フェレール。今年は今までで一番のでき。ラウンドロビンを抜けられるかはわからないけど、全力を尽くす。2007年の上海最終戦に出た経験を生かせるはず。その後のデビスカップ決勝にも出たい。まあフェレールらしく、とにかく頑張って走り回って、ロングポイントを取っていくしかないよなー。今年向上したサーブがトップ8相手にどこまで通用するか。

Tennis - ATP World Tour - Barclays ATP World Tour Finals 2011 - Rafa Raring To Go In London

ナダル。一ヶ月の休養明け。上海マスターズで調子が良かったにも関わらずマイヤーに負けたのがショックだった。今年の終わり方、来年の始め方をよりよくするためにツアーを休んで練習した。長期展望とか一般論的な感想とかはあるけど、具体的な対戦相手分析とかはなしか。

Tennis - ATP World Tour - Barclays ATP World Tour Finals 2011 - Federer Believes Anyone Can Win

フェデラー。トップ4が本命だけど、5~8位の誰もがアップセットの可能性を秘めている。ナダルとはあまりインドアでは当たっていないから、対戦が楽しみ。全員強敵だと思いつつも、やっぱりナダル戦を重視している感じかな。

Tennis - ATP World Tour - Barclays ATP World Tour Finals 2011 - Berdych Backs His Own Game

ベルディヒ。普段と違うことをする気はないし、いい試合をしたら誰にでも勝てるはず。今年はツアーで最高セミファイナルまでしか残れていないのに、最終戦出場権を得た安定感。というのは逆に言うと、トップ選手には勝ててないってことだよなー。トップ4相手に勝てる試合ができるか。

Published At2011-11-21 11:45Updated At2011-11-21 11:45

テニス観戦記
ATPツアーファイナル初日Edit

RRグループB フェデラー vs. ツォンガ

フェデラー、サーブがいい。特にセカンドのコースとキックがいい。それに対して、積極的に行こうとして自滅してしまったツォンガ。というファーストセットの展開。フェデラーのストローク自体はそれほどよくない。フェデラーの6-2。

フェデラーのストロークミスが多くなり、それでツォンガの調子が出てきた。フェデラーも少しずつストロークの調子を取り戻してきたが、序盤に先行されたブレイクを取り戻すには至らず。波に乗ったツォンガがパワープレイで押し切って取ったセカンドセット。ツォンガの6-2。

最初のサービスゲームはいいサーブをいれて楽にキープしたフェデラー。ただし、サーブアンドボレーで取りに行ったポイントは取れず。フェデラーが強い日は、こういうポイントを取り逃がさないんだけど。

ツォンガも悪くないプレイを続けている。ツォンガはいいプレイをすることでさらに調子が上がってくるタイプ。ファイナルセットでも好調を持続しているツォンガは強い。

フェデラーはチャンスボールを取りきれない。ツォンガはイージーミスとナイスプレイが行ったり来たり。流れはワンプレイごとに入れ替わっているが、積極的に攻めているツォンガが主導権を握っているか。このままだとツォンガの出来次第といった印象。フェデラーはここからギアをあげることはできないんだろうか。

サーブゲームは何とかなっているが、リターンゲームがノーチャンスなフェデラー。ポジションを前に上げてのブロックリターンは、リスクの割には効果がないように見えるが。

ツォンガの猛攻をなんとか凌ぎながら、強さよりもうまさでポイントを重ねて握ったブレイクポイントだが、結局ツォンガがパワープレイでキープ。フェデラーはかつてのストロークの強さが見当たらない。サーブでなんとか対抗しているが、サーブもかつての欲しいところでのエース級が出ない。苦しい展開。

キープキープでフェデラーリードの5-4からツォンガのサービスゲーム。あげるギアがあるのならば、フェデラーはここで勝負のはずだが。

ツォンガはイージーボレーのミスとダブルフォルトで0-30。フェデラーの回り込みリターンで押し込んでからのフォアハンドウィナーで0-40。ツォンガはファーストサーブで一回はしのいだが、ミスヒット気味の浅いリターンで前に誘い出されてからのパッシングショットを決められ、万事休す。フェデラーの6-4。

  • フェデラー def. ツォンガ 6-2 2-6 6-4

RRグループB ナダル vs. フィッシュ

ナダルの右手親指のマメの処理からスタート。試合開始前にメディカルタイムアウトって初めて見た。

フィッシュのサーブ。ナダルの当たり損ねリターンを決め損ねるフィッシュ×2。ぐだぐだの立ち上がり。どっちもクオリティ低い。すべてのポイントがアンフォーストエラーだ。フィッシュのミスの方が多くてブレイクされてのスタート。

ナダルのサーブゲーム。まだナダルのほうがましか。ただフィッシュも徐々に調子をあげてきて、高い打点を強打出来るようになってきた。まだミスヒット気味の球が目立つが。ナダルはキープ。

フィッシュだいぶ調子が上がってきて、サーブも入るようになってきたし、サーブアンドボレーやストロークの強打からのネットアプローチも成功するようになってきた。これがフィッシュの売りだし、これが出来ればこのコートならばナダルにも対抗できるはず。フィッシュキープ。

フィッシュはミスを減らせず、安定感があるナダルの方が優位な展開。ただ、ナダルもさほどいいプレイは出ていない。フィッシュのミスが早すぎて、ナダルのいいプレイが出る時間がないともいえる。

フィッシュは怪我の影響というよりは、単に調子が上がらないって感じかなー。これはナダルの調子を上げるステップとしてとてもいい踏み台になってしまう予感。序盤明らかにゲーム勘がなさそうなショットが多かったのに、だんだんナダルらしいショットが増えてきている。

ファーストセットは6-2でナダル。フィッシュはショットクオリティ以前に、確率をもうちょっと上げないと何ともならない。

フィッシュ、セカンドセットの立ち上がりはしっかり切り替えて、強いサービスゲームでキープ。これができればナダルとも戦える。

フィッシュがだいぶ我慢強くラリーを続けられるようになってきた。ナダルはちょっと集中力が落ちている。そして、フィッシュがいいプレイでブレイク。フィッシュはセカンドセットに入って、見事に切り替えてきている。すごい。

フィッシュが今年の強いプレイスタイル、強いサーブとネットプレイによりもぎ取るポイント、確率が低いが威力がある強打、そして強打を打つのを我慢しながら粘り強く続けるラリーからの展開、という3パターンがすべて使えるようになってきた。この調子をどこまで持続できるか。

ナダルはフィッシュとプレイスタイルがちょっとかみ合わないか。ナダルの得意なベースラインでのロングラリーがあまり多くならず、ネットプレイや強引な強打などショートポイントの展開が多くて、ラリーを続けることでコンディションが上がってくるタイプのナダルは、調子がいい状態を維持するのが難しそうだ。

セカンドセットは、ミスを減らしたフィッシュのプレイバリエーションが勝って、フィッシュの6-3。特に取りたいときにネットプレイでポイントを取れるようになっているのが大きい。

さてこれでナダルは苦しくなった。フィッシュの調子がこのまま持続すると、ナダルは普段の戦い方では勝てない。自分から攻めるパターンが少ないナダルは、カウンターをメインにした逆襲をしたいんだけど、自滅かウィナーというフィッシュの攻撃には、カウンターが取りづらい。となると、普段あまりやらない自分からの攻撃(ウィナーねらい)を多用するしかなくなる。あるいは何とかキープキープで粘りつつ、体力もしくはメンタルでの勝負に持ち込むか。

サードセットの立ち上がりもフィッシュが積極的な動き。ただしフィッシュの攻撃は成功せず、ナダルがラブゲームキープ。フィッシュはセカンドセットの流れのまま、ナダルの出端をくじきたかったところだろうけど。

フィッシュのサーブゲーム。ナダルのディフェンスを破ろうとしたフィッシュのミスが重なる。そして、フィッシュのサーブアンドボレーが甘くなり、ナダルのポール回し気味のパッシングショットでの逆襲を食らう。ブレイクポイント2つ。強引にネットプレイに出たフィッシュを再びパスで抜こうとしたナダルだが、ジャストアウトでブレイクポイント一つ逃す。しかし、もう一度スライスアプローチからネットに出たところを抜かれてナダルがブレイク。

そこでナダルがトイレットブレイク。何でこのタイミング? 小でこのタイミングってことはないだろうから、お腹でも壊してる? あまりにも変なタイミングのバスルームブレイクだから、戻ってきたナダルが直接フィッシュにも説明しにきたな。

戻ってきたナダルは、ちょっとパワーがなくなっている気がする。集中力の問題か。ナダルらしからぬイージーなミスでブレイクポイントを二つ握られる。フィッシュは強引に前に出てうまいハーフボレーでブレイクバック。

ナダルからパワーを感じられなくなってるな。まだ腹の調子が悪いのか。リターンポジションで待つ間にすごくつらそうな表情を見せている。と思ったら、プレイを続けるうちに表情がだいぶ普通に戻ってきたな。どちらかというとメンタルの問題だったか。

ナダルのファーストサーブが入らず、フィッシュの積極策は成功し、フィッシュがブレイク。ナダルも攻撃し始めているんだけど、やはりナダルよりもフィッシュの方が攻撃はうまいな。

フィッシュがブレイク先行してのフィッシュのサービスゲーム。フィッシュは積極的にネットに出るがミスが続き、ナダルのポイント先行0-30。粘り強いストロークに切り替えたフィッシュだが、バックハンドにミスが出て0-40。それでも無理矢理前に出たフィッシュだが、足下に落とされたハーフボレーを浮かせてしまい、逆襲のパスを食らってすぐさまナダルがブレイクバック。

一進一退の攻防が続く。フィッシュが主導権を握り、ナダルはディフェンスの中から活路を見いだすという展開は変わらない。ナダルが自分から取りに行ったポイントは数少ないが、これをもっと増やせるか。それができないと、ナダルが最終戦で勝ちきるのは難しい。

ナダルがギアを上げて自分からの攻撃をちょっと増やしている。ただ、フィッシュを振り切れるほどではない。

というところでGAORAの録画がきれやがった。自動延長信号対応しろや。しょうがないんで残りはTENNISTV.COMのアーカイブでハイライトのみ観戦。最後はタイブレークまでもつれたもののナダルが7-6(3)で取ったのね。

  • ナダル def. フィッシュ 6-2 3-6 7-6(3)
初日の2試合の予想は完璧。2日目はマレー vs. フェレール、ジョコビッチ vs. ベルディヒの2試合か。これも普通ならば順当に上位が勝ちそうだけど、地元逆補正のマレーと怪我中のジョコビッチだと、きわどい勝負になりかねないからなー。

Published At2011-11-21 11:15Updated At2011-11-21 11:15

テニス観戦記
ATPツアーファイナル直前情報Edit

明日から始まるATPツアーファイナル。ATP公式サイトに載っている直前情報をチェックしてみる。

Tennis - ATP World Tour - Barclays ATP World Tour Finals 2011 - Tsonga Fears Only His Mother; Aims For Strong Start

まずはツォンガの初戦フェデラー戦にかける意気込み。ツォンガにとってのビッグゲームというだけでなく、この大会全体としてもビッグゲームだろうなー。トップ3の中で一番調子がいい=優勝候補筆頭のフェデラーに対して、今年ウィンブルドンでフェデラーに勝ったツォンガ。でも、直前のパリでは負けている。これでツォンガが勝つと優勝の行方は一気にわからなくなりそう。

Tennis - ATP World Tour - Barclays ATP World Tour Finals 2011 - Fish Relives Stressful Moment

続いてフィッシュ。初めての最終戦出場がかかったここ2ヶ月ほどのポイント争いがきつかったという話。一応怪我の状態はだいぶ良くなったと言っているようだけど、ナダルとの初戦の話よりも先に最終戦出場争いの話が出ていたり、怪我の回復もそれほど完全じゃなさそうな言い回しだったり、大会を通して活躍するのはきつそうかなー。一番コンディション調整がしやすく、比較的ナダルに対して分がいい室内ハードコート、しかもナダルはちょっと長めの休養明けの初戦だから、体調は良くても試合感がいまいちの可能性がある、という初戦ナダル戦が一番チャンスがあるかも。

という初日シングルス2試合の挑戦者サイドから見た記事2つ。どちらもアップセットの可能性が十分ある面白い戦いになりそう。初日は結構楽しそうだ。ただロンドンとの時差が厳しいなー。

Published At2011-11-19 10:16Updated At2011-11-19 10:16

技術日記
ASP.NET MVC 3でCRUDするときのHtmlHelper用テンプレートEdit

CRUD機能を自動生成するとビュー内で使われている、HtmlHelperのEditorForメソッド。モデルオブジェクトから各要素の型や名前を取得して、妥当な編集用フォームタグを生成してくれるのはいいんだけど、気軽にカスタマイズさせてくれないようだ。

たとえば、テキストの分量によってinput type="text"にHTML属性を追加してsize="80"とかしたり、長文テキストが入るからtextareaに差し替えようと思っても、メソッドにパラメータを追加して何とかするような方法は用意されていない。

表示をカスタマイズしたければ別途テンプレートファイルを用意して、それを使ってレンダリングするようにしてやらなければならない。

HtmlHelper.EditorForメソッドの中の、

[sourcecode language="c#"]
public static MvcHtmlString EditorFor(
  this HtmlHelper html,
  Expression> expression,
  string templateName
)
[/sourcecode]
みたいにtemplateNameパラメータをシグニチャに持つタイプ。このテンプレート関連の仕様が今ひとつわからないので調査。

EditorForModel メソッド (HtmlHelper, String)によれば、まずテンプレートファイルの検索順序としては、

templateName パラメーターと名前が一致するテンプレートが、コントローラーの EditorTemplates フォルダーにある場合は、そのテンプレートが、モデルのレンダリングに使用されます。 コントローラーの EditorTemplates フォルダーにテンプレートが見つからない場合は、templateName パラメーターの名前と一致するテンプレートが Views\Shared\EditorTemplates フォルダーで検索されます。 テンプレートが見つからない場合は、既定のテンプレートが使用されます。
となっている。アプリケーション全体で共用したい場合は、Views\Shared\EditorTemplatesフォルダ内、各コントローラごとに同名のテンプレートを使い分けたい場合は各コントローラ用のViewフォルダ内(FooController.csで使うならばViews\Foo\EditorTemplatesフォルダ)に置くと。

さらに、モデルクラスのプロパティのデフォルトテンプレートを指定したければ、

[sourcecode language="c#"] [UIHint("FooTemplate")] public string FooProperty {get; set;} [/sourcecode]

なんて感じでUIHint属性をつけると、自動的にそのテンプレートが使われると書いてある。けど、元のモデルクラスがADO.NET Entity Frameworkで自動生成されたクラスの場合は、どうすればいいんだ?

普通に考えたら、自動生成されるpartial classで定義されるプロパティに、別ファイルでpartial classを定義して同名プロパティに属性を追加する方法、なんてなさそうだけど。実際やってみたら曖昧な二重定義扱いにされてコンパイルが通らないし。

と思ったら、チュートリアル: ASP.NET MVC でのテンプレート化されたヘルパーを使用したデータの表示というドキュメントを発見。その中の、

[sourcecode language="c#"]
using System.ComponentModel.DataAnnotations;
namespace MvcTmpHlprs {
  [MetadataType(typeof(ProductMD))]
  public partial class Product {
    public class ProductMD {
      public object SellStartDate { get; set; }
      [UIHint("rbDate")]
      public object SellEndDate { get; set; }
      [DataType(DataType.Date)]
      public object DiscontinuedDate { get; set; }
      [ScaffoldColumn(false)]
      public object ModifiedDate { get; set; }
      [ScaffoldColumn(false)]
      public object rowguid { get; set; }
      [ScaffoldColumn(false)]
      public object ThumbnailPhotoFileName { get; set; }
    }
  }
}
[/sourcecode]
というサンプルコードが肝。

ADO.NET Entiry Frameworkで自動生成されたpatial class(サンプルではProduct)にMetadataType(typeof(メタデータを定義するクラス名))という属性をつけておき、メタデータを定義するクラス(サンプルコードではProductMD)では、追加属性をつけたいプロパティのシグニチャと追加する属性(UIHintとか)を定義する。すると、ほかのファイルで実装されているpartial classのプロパティに対して、別ファイルから属性を追加することができるようだ。うわー、気色悪い仕様。

でもまあこれで、ADO.NET Entity Frameworkで自動生成されたモデルクラス(テーブル)のプロパティ(カラム)に対して、その表示や編集に使用されるビューテンプレートを指定できるようになった。実装コードとしてはとても気色悪いし、可読性も悪すぎるけれども。

ちなみにテンプレートファイルの記述方法(特にモデルデータの受け渡し方法)も、今ひとつわからないのだが、基本的にはビューを追加する際に出てくるダイアログで、「厳密に型指定されたビューを作成する」&「部分ビューとして作成する」を選択し、「モデルクラス」として対応するプロパティの型を指定してやればいいんだろう。そうするとビュー内ではModelという名前でプロパティの値にアクセスできる。

Published At2011-11-18 20:09Updated At2011-11-18 20:09

ニュース記
ラジウム破産、烏賀陽氏vs葛田氏、ガキ使、非破壊自炊、jQuery Mobile+PhoneGap、楽天レシピ、実写ドラえもんEdit

ラジウム発見されたら大変 検査に撤去、処分には数千万円も+(1/2ページ) - MSN産経ニュース

東京都世田谷区で相次いで発見された“出所不明”のラジウム入りの瓶の撤去や処分に、場合によっては数千万円もの費用がかかる恐れが出ている。しかも土地・建物の所有者が全額を負担しなければならない

烏賀陽弘道氏と葛田徳之氏のツイートのまとめ - Togetter

一夜明けてからの烏賀陽氏の非暴力主義者への豹変が一番の見所かなー。あと、身内からも見捨てられていき、被害妄想的に超能力的パラフレーズで反論し始めるあたりもじわじわくる。

『ガキ使』大みそ日SPは「笑ってはいけない空港」~“CA”として過去最大規模の挑戦 | ニコニコニュース 

今年もやるのか。最近時間を長くしすぎだと思うんだが。3時間くらいでいいんじゃないの。

イタリアと大阪の実に困った相似:日経ビジネスオンライン

大阪でこれから起こることの一部始終を、私たちは、よく見ておこうではないか。

観察と学習は、きっと、後々、役に立つことになるはずだ。

最速自炊カメラ「Jucie」(仮)が電子書籍の自炊の常識を覆すほどのポテンシャルを秘めていた件 - もとまか日記乙

iPhoneのカメラで、本をカメラの枠内に捉えておいて、ページめくりをきっかけに写真撮影→各ページの画像がどんどん撮影できる→非破壊自炊、という仕組み。面白い発想だ。

[速報]jQuery Mobile 1.0正式版が公開! モバイルアプリケーション開発の新時代へ - Publickey

jQuery MobileとPhoneGapでどの程度のものが作れるんだろう。暇になったら試してみよう。

<追記>試しにjQuery Mobileで作りかけだったサイトをHTMLファイルに落としてからPhoneGapのwwwディレクトリに入れてみたら、UIは普通に動くな。APIコールの部分をPhoneGapのConnection APIとStorage APIを使って書き直せば、Webサイトのオフラインクライアントアプリとかはかなり簡単に作れそう。</追記>

NOTE by Hiromi Kubota: 楽天レシピはなぜクックパッドに勝てないのか?(The reason Rakuten-recipe can't beat Cookpad)

同じレシピの投稿をするならお金にならないクックパッドより楽天レシピに投稿するに決まっている。これだけのアドバンテージがあればいくらなんでもクックパッドもやばいだろう。そう思っていたはず

報酬が金銭的インセンティブに変わると、「たのしみ」でしていた作業は「報酬をもらうため」という別の動機づけに置き換えられてしまい、とたんに「たのしくなくなる」=〈ソーヤー効果〉

楽天レシピって立ち上げた当時話題になった後はほとんど聞かないなーと思っていたら、こういうことになっていたのか。俺もいまだにクックパッド見てるしなー。

Car Watch トヨタ、実写「ドラえもん」第2弾にドラえもんとしずかちゃん登場

やっぱりスネ夫の姿はちゃんとしたニュースサイトにはないか。ジャニーズ強し。「山下智久 スネ夫 」で Google画像検索すると、ちょっとだけ見られる。

Published At2011-11-18 15:22Updated At2011-11-18 15:22

感想記
マツコ・有吉の怒り新党、狼の口 ヴォルフスムントEdit

マツコ・有吉の怒り新党 2011/11/9

レトリバーにマウントされてもいい覚悟を決めて可愛がれ。マツコ、レトリバーの気持ちになる。

類似番組。元祖が勝つ。そうかなー、勝った(最初にメジャーになった)のが元祖扱いされてるだけじゃね。

男はつらいよ。今観ると面白い。

久慈光久 狼の口 ヴォルフスムント 3

安定して面白い。佐藤賢一の小説とテイストが似ているな。正義が必ずしも勝つとは限らないし、たとえ最後に勝てたとしても、その道程にはむごい目に遭った仲間達の屍が倒れ伏している。

しょうもない誤植が気になるな。束い? 下司(げし)ってのは正しいのか? 下衆(げす)と書きたかったのかな? まあ下司(げし)でも間違いではないっぽいけど。

Published At2011-11-18 12:59Updated At2011-11-18 12:59

テニス日記
テニス日記Edit

今日は久しぶりに風もなく、曇りの割にはそれほど寒くもないテニス日和。だったんだけど、序盤で練習相手が右足を捻挫してしまい、普段のメニューの半分もこなさないうちに練習終了。

ちょっと前まで枯れ葉が大量にコート内に落ちていて、それが滑って危なかったんだけど、この数日の強風で枯れ葉もほとんどなくなり、だいぶコート状況も良くなってきたなーと思っていた。しかしその強風で折れた小枝がそこかしこに落ちていたらしい。練習相手はそのうちの大きめの一つを踏んで、足首をひねってしまった模様。そういえば俺もここ数日何回か2~3センチ程度の小枝を踏んで、踏み込んだ足がちょっとずれたことがあったなー。秋口はコート上の細かい落下物に気をつけないと。

といった感じで、テニスの練習はあまりできなかったんで、代わりにランニングを数キロ追加。捻挫はあまり軽傷では済まなかったようなので、来週の練習も厳しそうだな。

Published At2011-11-18 12:53Updated At2011-11-18 12:53

ニュース記
jQuery Mobile RC3、デマッター反応、北朝鮮戦Edit

高速化を果たしたjQuery Mobile RC3公開。問題がなければ今週中にこのまま正式版へ! - Publickey

速度的には微妙だったのが、だいぶましになったのか。どちらにしろモバイル向けWebアプリ向けデザインフレームワークとしてはこれ一択のつもりだけど。

Twitterを代表するツイートクリエイターのお歴々が憤怒!! - Togetter

Twitter(別名デマッター)でネットジャーナリストを釣る方法(フリージャーナリスト) - 愛・蔵太のもう少し調べて書きたい日記にマジギレする人々。コメント欄よりもこっちの方が面白いことになっていたのか。

ザック日本、北朝鮮恐怖の40時間「夢に出てきそう」:日本代表:サッカー:スポーツ報知

入国審査では「細密な検査」(北朝鮮)のため4時間の足止めを受けた。待機中、選手が備え付けの柵や壁に寄りかかろうとすると「北朝鮮の物に触れるな」と怒声を浴びせられたという。

宿泊した部屋には壁一面に大きな鏡。そのほかにも至る所に鏡が設置されていた。

Published At2011-11-17 15:11Updated At2011-11-17 15:11