日記
Bluetooth PHS 633Sをようやくまともに使ってみたEdit

せっかくバイオノートSRX7と連携させるために、DDIポケットを解約して切り替えた633Sだったけれど、普段の生活ではわざわざPHSを使ってネットにつなぎたいような機会はほとんどなく、テストで何回か接続してみた以外は全然使っていなかったんで、今回ようやく遠出をする機会=意味のある使い方をする機会ができたということで、一生懸命試しに使ってみた、なんて感じにわざわざ可読性を低めて重々複々文にするのが昔好きだったなー、ということを文章教室を眺めて思い出したりした、なんて感じで視点を階層方向に切り替えた文章を一文にまとめてしまうのが、何となくSF的というか筒井康隆的な感じで楽しいと思うのは、たぶん俺だけなんだろう。というか、句点を読点に変えただけじゃんって感じの無理矢理な接続が多いね。

閑話休題、最初に買った携帯(する)電話がNTTパーソナル時代のPHSだったんで、NTTドコモPHSの利用可能範囲の狭さは経験していたはずなのに、ここ1年DDIポケットのカード型PHSを使っていたせいで、その真実の姿を忘れてしまっていたらしい。そうそう、ドコモのPHSは田舎に弱いんだったね。DDIポケットなんかだと、関越高速(の東京に近いあたり)を走っているときなんかでも結構普通に使えたりするんだけど、ドコモPHSは全然ダメ。とぎれとぎれつながるどころじゃなく、アンテナが立つ瞬間がほとんどないレベル。あとスキー場みたいな郊外型施設における対応も全然ダメ。というわけで、せっかくの遠出の機会だったのに、Bluetooth PHSの能力を試せたのは水上の町中を走っている間くらいだった。一応俺が使っていた時代とは違って、アンテナ切り替えの高速化(二つのアンテナを同時に捕まえておくやつ)が図られているんで、車で移動しながらでもとぎれとぎれになったりはしなかった模様。

ちなみにバイオノートSRX7でのBluetooth PHS接続は、

  • 633SをBluetooth待ち受けモード(リスト機器からダイアルアップ可能)にする
  • バイオノートのワイアレスモードを無線LAN→Bluetoothに切り替える(タスクトレイから切り替え。普段無線LANを使っている場合)
  • ワイアレス機器スイッチをオンにする(ハードウエアスイッチ)
  • Bluespace(Bluetooth管理ツール)で633SとのModem接続を有効にする(自動的に633Sを探しに行ってModemモードで接続する)
  • ダイアルアップネットワークを使って普通に接続する

ってな感じになる。バッテリの持ちさえ気にしなければ、633Sを常時Bluetooth待ち受けモードにしておいてカバンの中とかに入れっぱなしでかまわない。

ちなみに友達も最近633S+USB Bluetoothアダプタを買って、Windows 98マシンで使っているんだけど、USB Bluetoothアダプタ付属のドライバ(Mitsumi製)のできがものすごく悪く、俺がSRX7でやっている手間の倍以上かかっているようで、はっきり言ってBluetooth接続によるPC−PHS間の接続を無線化するメリットは、接続のたびにBluetooth利用可能な状態にセットアップする手間にうち消されている状態だった。633SでBluetooth機能を使いたかったら、SRX7みたいにPC側のBluetooth対応がきっちりなされているマシンを買うか、あるいはWindows XPのSP1が出てOSレベルでBluetooth対応がなされるまで待った方がいい気がする。

Published At2002-02-03 00:00Updated At2002-02-03 00:00