日記
2003F1フランスGP (13:50)Edit

予選1日目

久しぶりに見た予選1日目。微妙に雨が降る中のアタックになり、走ったタイミングにタイムが大きな影響を受けた結果、ほぼドライに近い状態でアタックできた最後の5台くらい=下位チームの車たちが軒並み上位を占めていき、なんとミナルディの暫定フロントローという面白い結果になったのでした。

予選2日目

ウィリアムズはえーなー。というか、ミハエルの神通力が尽きたか。バリチェロのダメさを見ると、実は今年のフェラーリの新車ってかなりダメな気がする。まあフェラーリがいい車を連発で出して来るという自体が異常だったわけで、あまりよくないフェラーリの車をミハエルががんばって走らせるという図式の方が、俺の好みではある。ただ、それに対抗するのがエンジンパワー重視のウィリアムズ-BMWってあたりはいまいち面白くないけど。もうちょっとルノーが上に来て、マクラーレンとウィリアムズが同等程度な感じだといいんだけどな。あと、最近のバリチェロとクルサードはあかん。あんなやる気がないやつらをフェラーリとかマクラーレンで走らせるくらいだったら、トゥルーリとかフィジケラとかハイドフェルドとかをトップチームで走らせてやれよ。

決勝

流してみたので、あんまり細かいところは覚えていない記憶で書く。

ミハエル、スタートが良くなかったのも車が良くなかった感じだな。今回はラルフがはえー。モントーヤと比べても確実に速いってのは久しぶりに見たかも。ミハエルが昔、「俺より弟の方が素質があるから、そのうち弟に負けるだろう」みたいなことを言っていたのが、リップサービスじゃなく思えてきた。ラルフ完勝。モントーヤは最後のピットストップの瞬間だけちょっといい感じになったけど、あとはまあラルフのおまけ状態か。ウィリアムズ1-2。

ミハエルはずっとダメだったけど、それでも最後のピットストップでなぜかライコネンを抜いて3位に上がっていたのが謎。ライコネンが遅かったのか? 途中までの雰囲気だと順位が下がることはあっても、上がることはなさそうに見えたんだけど。というか、こういうときにミハエルより上にいないとダメだよライコネン。そういやバリチェロはまた今回もダメだったね。ダメっぷりがさらにひどくなっている気がする。結局バリチェロもミハエルと一緒に走るとダメになっていくドライバーだったか。

そういやルノーが珍しく2台エンジンブロー。あのエンジン、パワーはなくても信頼性はある感じだったのに。母国グランプリで張り切りすぎて、信頼性が落ちる方向に振ったバージョンを持ち込んでしまったのか? トゥルーリは本当に運がない。アロンソも久しぶりに上位入賞できなかったか。

そういや金でもめてレース初日に車の差し押さえを喰らったというBAR。アホすぎるな。ホンダもこういう中途半端な関わり方をして恥をさらすくらいだったら、撤退するか完全買収するかどっちかにしろよ。といいたいところだったけど、無限がややこしい状況になっている今だと、撤退方向に転んじゃう可能性の方が高そうだな。でもBARホンダが出来てから5年くらいで、F1におけるホンダのイメージはひたすら低下している一方だと思うんだけど。もう日本人以外でホンダ神話を信じている人なんていないんじゃないか?

Published At2003-07-07 00:00Updated At2003-07-07 00:00