日記
検索エンジン経由の末端ページコミュニティ (13:50)Edit

>>最近、よく分からない(けど、記事の内容からは思い切り離れている訳でもない)投稿が散見されますけど、検索で辿り着いた人がオフィシャルサイト(もしくはそれに準ずるもの)だと思って投稿しているんでしょうかね?

というnijimuさんのBBSコメントに端を発したネタ。

コミュニケーション機能を持つ個人WebサイトWikiblog系ツール利用)の末端ページに、キーワード検索エンジン経由で直接そのページにやってきた訪問者たちが、そのページのみで独立した(そのサイト全体のトーンとは違った)コミュニティを構成するという事例が増えつつあるのではないか。

具体的なサンプルとしては、

とか。

俺仮説を適当にでっち上げると、以下のような感じ。

  • URL文字列などから、そのサイトの位置づけ(サイト運営主体への想像、サイト全体の中でのそのページのポジション)を漠然と把握する能力を持っていないんだろうなー。
  • 特に末端ページ単独で、個人サイトっぽさ(ってなに?)が薄い場合に、そういう方向に育ちやすそうだなー。
  • なんらかのローカルなコミュニティで経験を積んだ人たちが、インターネット(Web)に進出し、自分たちのローカルルール(知見)に基づいて行動した結果なのではなかろうか。
  • そのコミュニティとは、携帯電話系あたりなのでは?(ってのは単に、俺が携帯電話系コミュニティってものを全然知らないので)
  • 2chの一部板とかにも雰囲気が似ているところがあるけれども、もしかしてそっち系も純粋培養っぽい人が結構多いんだろうか?

それとは別件だけど、最近のhirokiazuma.com@はてなhttp://d.hatena.ne.jp/hazuma/)のコメント欄みたいなのを見ていると、現在のblog系ツールが持つ「管理者が元記事を書く=主、読者がコメントをつける=従」という暗黙の思想を捨て、2ch系掲示板のように「管理者がネタを振る=>>1、みんなで話題を広げる=>>2以下」という使い方にも耐えられるようにした方がいいのかもなー、とか思ったり。

Published At2003-11-06 00:00Updated At2003-11-06 00:00