日記
「Python Is Not Java」より (22:14)Edit

XMLはJavaよりもずっとagileでflexibleなので、「Javaアプリケーションのスクリプティング」の標準的言語の地位を確立しているのだ。

なるほどねー。ソースコード自体をスクリプト言語みたいに手軽にいじれない分、表現力が高いXMLを使ってそういう部分を表現しているってことか。

そういや以前、メインの処理をC++で書きつつ、仕様が最後まで揺らいでいたフィルター処理部分は、外付けのスクリプト言語(最初PHP、後でTCL)を使ったりしたけど、そこでスクリプト言語じゃなくてXML定義を使うというアプローチも考慮したもんな。

あと、前に作っていたPHPのクラスライブラリでは、XMLでごつい設定を書いて、それを読み込んで処理するというアプローチを取っていたんだけど、使っているうちにだんだん面倒になってきて、現在は、シンプルな設定だけiniで書き、ある程度複雑な部分は直接コードで書くように変えてしまった。

スクリプト言語では、XMLの仕様定義およびそれを解釈するライブラリをがんばって書くよりも、よほど汎化できる部分以外は、その場でコードをばりばり書いてしまった方がお手軽だよね、という実例かもしれず。

Published At2005-01-06 00:00Updated At2005-01-06 00:00