日記
いろいろとオープンにやってみようかと思っているEdit

でまあ、単に新しいサービスを作るだけだったら、勝手に作って公開すればいいだけなんだけど、今回はちょっといつもと違った感じで作ろうかと考えている。というのは、ここに書いているような開発過程の情報だけでなく、サービスのソースコード自体もオープンに作ってしまおうかと思っていたりするのだ。ライセンスはまだ決めていないんだけど、基本フリーソフトウェア系のライセンスを適用するつもり。

実運用サービスのソースコードを公開してしまうってのはセキュリティ的にどうなんだとか、ソースコードを公開するとなるとその手間がかかってしまって開発が進まないんじゃないかとか、いろいろネガティブ要素はあるんだけど、それでも基本的にソースコード公開でやってしまいたいと思っている最大の理由は、個人でサービス運用するのがいい加減きつくなっているから。

趣味でやっているサービスはそれに対するモチベーションがあるうちはいいんだけど、モチベーションを失った場合に放り投げにくい。特にそれなりの規模になってくると、運用コストがお金的にも労力的にもかかってしまうんだけど、そういうものをモチベーションを失った状態で維持するのは、とってもきびしい。ソースコードを誰でも利用可能な形で公開しておけば、私がモチベーションを失った場合でも、誰かやる気とスキルがある人間がいれば、比較的手軽にクローンサービスを継続することが可能になってくるんで、だいぶ気が楽になってくる。

あと、今回はZend Frameworkのお勉強がてらサービスを作っていこうかと思っているんだけど、こういうそれなりの規模のサービス的なものをZend Frameworkで作ったソースコードが公開されているってのは、結構意義があるんじゃないかと思う。特にPHPに限らず、Webアプリケーションフレームワークを使ったソースコードって、小さなサンプルくらいしか見かけたことがない気がするんで、それなりの規模のサンプルアプリがあってもいいんじゃないだろうか。

ちなみに、ソースコードを公開して作ると言っても、基本的には自分一人で作ってしまうつもり。意見とか参考となるコードとかをいただけたら有用なものは取り込ませてもらうだろうけれども、アプリの開発自体にみんなの力を借りようと思って、ソースコードを公開するわけではない。特に、あまり多くの人の意見を聞きすぎると開発速度が遅くなってしまいそうなので、開発自体は基本ワンマンでやっていこうと思っている。

まあこうやって言うだけ言って、どのくらいちゃんと進めていくことができるかわからないけれども、ひとまずこんなことを考えてこのblogを立ち上げてみたわけですよ。

Published At2009-06-19 16:32Updated At2009-06-19 16:32