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ピザーラの宅配バイクが起こした事故~信じられない悪質な対応|LIMオフィシャルブログ「LOVE IS MUSIC」Powered by Ameba

たいていの交通事故は、どんなに自分の過失が少なくてきっちり保険が出たとしても損なんだけど、ペットが絡むとしゃれにならないくらいの大損になってしまうみたいだな。 ペットって基本的に物扱いだから、通常は最高でも購入額までしか補償してもらえないし、怪我をした場合の治療費なんて、どう考えたって購入額なんて目じゃないくらいかかる。 一応、ペットが交通事故に遭い怪我をした場合の治療費 - 法律事務所大地(代表弁護士金子宰慶)の交通事故事件によれば、

愛玩動物のうち家族の一員であるかのように遇されているものが不法行為によって負傷した場合の治療費等については,生命を持つ動物の性質上,必ずしも当該動物の時価相当額に限られるとするべきではなく,当面の治療や,その生命の確保,維持に必要不可欠なものについては,時価相当額を念頭に置いた上で,社会通念上,相当と認められる限度において,不法行為との間に因果関係のある損害に当たるものと解するのが相当である。
ということで、
6万5000円で購入した犬についてのものですが、認められた治療費等は一審判決が約88万円でしたが、古屋高裁判決は約14万円
と、十分ではないけれども認められた判例があるらしいから、ピザーラ側の「犬は物なので補償しかねます」という主張は、法的には無理があるんじゃね。損害賠償請求されたら負けるだろうし、その際に事故後の態度がひどかったという経緯があれば、心証は悪くなるだろうし。

Published At2011-11-06 14:30Updated At2011-11-06 14:30