テニス観戦記
2012全豪オープン 3日目Edit

  • Rafael Nadal(ESP)[2]    def.      Tommy Haas(GER) 6-4 6-3 6-4

ハースいいショットは打っていたんだけど、安定感がいまいちだった。ナダルは初戦ほどの盤石感はなく、ハースの攻撃に押されるシーンもあったけど、全体的にはまだ余裕がある感じ。ただやっぱり調子が良くても、ハードコートで相手の攻撃が鋭い場合は、ナダルの強さがいまいち活かしにくいな。

  • Bernard Tomic(AUS)    def.      Sam Querrey(USA) 3-6 6-3 7-6(3) 6-3
ファーストセットを落とすし、序盤は疲れが残っているような仕草や、足に違和感があるような仕草をしているから、ベルダスコとの死闘で消耗しちゃってるのかなーと思っていたんだけど、今回はベルダスコ戦のような強打をあまり多用せず、いつものぬるぬる気味のテニスを中心にしながらも、あっさりクエリーに勝ってしまった。やっぱりトミックは才能がすごい。これは今年トップ10入ってくると予想。
  • Roger Federer(SUI)[3]    def.      Andreas Beck(GER )Walkover
フェデラーは相手のキャンセルで2回戦は戦わずして3回戦に進めた。前哨戦で背中を痛めているフェデラーとしては、コンディショニングに時間を使えるようになったんで、状況はより良くなった。
  • John Isner(USA)[16]    def.      David Nalbandian(ARG) 4-6 6-3 2-6 7-6(5) 10-8
ナルバンディアンはとてもいい(技術のある)プレイをしていたのに、最後ジャッジでもめたのを引きずったのか、ファイナルセットの延長ゲームで負けてしまった。ただその前に、何度もブレイクチャンスが来ていたときに、チャンスボールをミスっていたのが問題か。チャンスからの得意のバックハンドクロスとかが入らなくて、自分でも呆然としていたからな。
  • Stanislas Wawrinka(SUI)[21]    def.      Marcos Baghdatis(CYP) 7-6(3) 6-4 5-7 6-1
非常に荒れた試合になっていた。バグダティスが自分の調子は悪くないのに、思い通りにならないことにフラストレーションをためていて、ベンチで予備のラケットを2本破壊していた。観客もやけに騒いでいたし。ただ、バグダティスの調子は悪くないけれども、それ以上のワウリンカが良かった感じ。かなり難しいショットをきっちり入れていたし。ワウリンカはオールヨネックス契約になって調子が上がっているんじゃないか。ヨネックスのウェアも、他の選手よりもだいぶ着こなしている感じで好印象。

そして4日目の注目試合は以下。

  • Lleyton Hewitt(AUS)    vs.      Andy Roddick(USA)[15]
  • Matthew Ebden(AUS)    vs.      Kei Nishikori(JPN)[24]
  • Tatsuma Ito(JPN)    vs.      Nicolas Mahut(FRA)
  • Kimiko Date-Krumm(JPN) /Shuai Zhang(CHN)    vs.      Su-Wei Hsieh(TPE)[14] /Galina Voskoboeva(KAZ)[14]
錦織と杉田の2回戦が第2、第3試合にある。さて2回戦も勝ち抜けるか。

Published At2012-01-19 08:15Updated At2012-01-19 08:15