日記
趣味とサービスの境界 (18:30)Edit

受益者負担の話がなんか変だと思ったのは」とか「受益者負担の原則」「otsune さんの記事の感想いろいろ」とか、なんか個人Webサイトを大したものに考えすぎというか、読者へのサービスとしての意味を大きく考えすぎている気がするなー。

どんなに読者・利用者へのサービスの意味合いが強いWebサイトを運営していたとしても、しょせん趣味は趣味。自分のモチベーションと経済力の範囲でやれることをやればいい。俺は多分個人でWebサイトをやっている人間としては、そのために金を使っている方だと思うけど(サーバー代だけで月2万円払ってるし、運用コスト(労力)もバカにならない)、自分でそれだけ金を出してもいいと思えるくらい面白いからやっているだけで、やる気と経済力とどちらかが尽きたら適当に規模を縮小するなり、やめるなりするだろう。

ちなみに俺は『AmazonアソシエイトとGoogle AdSenseは、「Web上で自給自足するためのシステム」って感じで非常にありがたい』と思っていて、上記二つのアフィリエイトでカバーできる範囲で遊べるのが一番うれしい。逆に、直接的な投げ銭とかはあまりほしくない。そういうものを受け取っちゃうと、「俺の趣味」の範囲を超えてしまう気がするから、ありがたいと思う以上に負担に思う。

俺は自分の個人Webサイトは、まず第一に自分の楽しみのためにやっていて、それが他の理由よりも圧倒的に大きい。もちろんそれ以外の理由(公共の利益とか、利用者のためとか)もある程度はあるけど、そのために「自分の楽しみ」を犠牲にする気はない。ちなみに「趣味による自分の楽しみ」を「利益」なんて言葉にすると何かが違ってしまうと思う。「趣味」と「利益」はその評価軸がまったく異なるものだから。

Published At2004-10-27 00:00Updated At2004-10-27 00:00