日記
「バグ÷人」か「バグ×人」かEdit

ユーザー1人当たりで見れば、Microsoft製品は他社のソフトよりもかなりバグが少ないと、同社のCEO(最高経営責任者)、Steve Ballmer氏は言う。

最初に読んだときには、何を言っているのかよくわからなかったので読み飛ばしていたんだけど、がんばれ!!ゲイツ君番外編47(2002/06/24)を読んで、ようやくその意図を理解した。

一つの製品に10のバグがあったとき、その製品のユーザーが一人ならば、10バグ/人となり、ユーザーが1000人いたら10/1000=0.01バグ/人となり、後者の方がバグによる影響力が少ない、という理屈ですか? 「バグ/人」なんて単位がバグの影響力を計る有効な尺度であるという説は、いったいどこで誰が言っているんでしょう?

どちらかというと、一つの製品に10のバグがあったとき、その製品のユーザーが一人ならば10バグ・人となり、ユーザーが1000人いたら10×1000=10000バグ・人となり、後者の方がバグによる影響力が大きい、という説の方が有力なように思えるんだけど。

Published At2002-06-24 00:00Updated At2002-06-24 00:00