日記
WikiLike公開までの道のりEdit

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ところで いしなおさんのオリジナルの WikiLike 、できれば使ってみたい人は山ほどいると思うんですけど公開しないのですか?そしたらそっちを使いたいかも。

WikiLikeは公開できるところまでたどり着ければ公開する予定ではいます。ただ、自分の中で乗り越えなければならない課題がまだいくつもあるので、予定は未定と言った状態です。

結構致命的なレベルの課題としては、

  • まだ思想(コンセプト)自体が固まっているとは言い難い(IPWikiみたいに設計途中にコンセプト自体を投げ出す可能性がある)
  • このコンセプトで続けるとしても、まだ現状のデータ形式を維持し続けるかどうかわからない(気軽にバージョンアップは出来ない。私も現在の実験スペースは最悪、データを捨てる覚悟をしている)
  • Wikiレンダリングエンジンとして暫定的に、IPWikiSimpleのときに作った「複数のレンダリングメソッドを簡単に切り替えることが出来る」設計のものを使っているが、これは「Wikiライクなレンダリングメソッドとhnf風のメソッドを同時に成立させつつ、今後の拡張性も高い」設計のものに置き換えたい

なんてものがあって、これをクリアすることは自分の中で絶対条件です。

あと、ちょっと微妙な課題として、

  • 現状はDBMS依存で作成しているが、公開するのならば動く環境を増やすために、ファイルベースでも動くようにしておくべきか
  • データ入出力周りなんかは、新規に設計しつつあるフレームワーク上で動くようにしているので、もしもファイルベースで動くようにするのならば、フレームワークの方を完成させないといけない
    • でもフレームワーク側はWebアプリ関連の一通りの機能を持たせるつもりなんで、そっちを完成させるとなるといつになるかわからないなー。
    • あとファイルベースで簡単なDBMSもどきの機能(インデクシングによる検索の高速化とか)を実装するのも大変そうだなー。
    • っつーかまじめに作り始めちゃったら、フレームワークの方がWikiLikeなんかよりもよっぽど時間がかかる。
  • 本筋とは関係ないけれども、どうせならばTrackBack関連の機能も一通り実装し終えておきたいなー。

なんてのもあるんだけど。

今後どうなるかわからない(たぶんWikiLikeの完成形とは互換性がない)現在私が使っているものをそれなりにまとめて公開することは不可能ではないけれど、そんなドッグフードは俺一人で食っていればいいかなーと思うし。まあどうしても使ってみたいと言う人がいたら、連絡ください。php4以降+MySQLで動作します。ほかのDBMSに移植するのはそんなに難しくないはず。

Published At2002-12-07 00:00Updated At2002-12-07 00:00