日記
EclipseをEUC-JPで使う場合 (20:11)Edit

Windows環境の話なんでほかのOS上だと違うかもしれないが、Eclipseのエディターエンコード設定をEUC-JPで使用する場合に、以下のような問題が生じるかもしれない。

  • 適当なテキストファイルを作り、エディタ上で「−」(全角のマイナス)を入力して、保存する。
  • それを別のエディタ(たとえば秀丸エディタ)で開いてみる。
  • 先ほど入力した「−」が「?」(認識不可能な文字)になっている。

Windows XP Professional+Eclipse 2.0.2ではそうなる。これはおそらく、Windowsは基本がSHIFT_JIS、Windows XPの内部はUTF-8、Eclipseの内部はUTF-8、Eclipseのエディタ設定はEUC-JPという文字コード変換を経る中で、SHIFT_JISにおける全角マイナスの文字コードが失われてしまったということなのだろう。ただし、Eclipse上のエディタで確認する限りは、そのことに気づかない(一度ファイルを閉じてからエディタで開き直すとわかる)。

最近実験的に、仕事も私用もほとんどのファイルをEclipse上のプロジェクトとして管理している(Windows環境でのCVSへの登録が楽なんで。WinCVSはあんまり使い良くないし)ので、こういう問題が出てくるのはかなり痛い。エンコードをUTF-8に統一すればなんとかなりそうだが、まだUTF-8を日常作業の標準として使うのはキビシイし。

Published At2003-02-15 00:00Updated At2003-02-15 00:00