日記
次世代PC Audio、“Azalia”とは? from ZDNet (20:11)Edit

同時に15ストリームのオーディオを同時並行処理可能で、リンク帯域も必要十分なレベル(毎秒48Mビット)に引き上げられる。これにより、24ビット/192KHz、8チャンネルのオーディオにも余裕で対応できるようになった。

ってスペックはすごいけど、たいていの人にとってPCの(あるいはCDの)サウンド機能ってもはや向上させる価値がないものになっている気がする。スペックが高くなったところで、それをスペック通りにきちんと再生する装置(スピーカー)が一般的じゃない以上、実用上意味がないし。

現状のPCおよびCDのサウンドを、そのスペック通りに再生できる環境をもっている人って、かなりのオーディオマニアかプロだけじゃないかな。たいていの人はPCのおまけスピーカーを使っていたり、普通のミニコンポとかカーオーディオとか携帯プレイヤーで聞いているもんだろう。そういう人は現状のCDオーディオクオリティもフルスペックで再生できていないと思う。

邪推すると、最近ではCPU、メモリ、ビデオ関連の新技術のネタ(主に営業トーク向けに使えるもの)が尽きつつあるんで、まだ手つかずだった(=手をつける価値がさほどなかった)オーディオ方面にネタを求めてきたんじゃないか。オーディオはビデオ系と比べるとスペック的な革新の余地がまだまだあるし(それに意味があるかは別として)。

Published At2003-02-22 00:00Updated At2003-02-22 00:00