日記
サンが「バーチャル秘書」を開発中 from ZDNet (13:49)Edit

メールソフトと連携し、シンプルなテキスト管理&検索を中心に実装したPIMソフトが欲しいなーといろいろ考えていたんだけど、この記事を読んで思いついたアプローチ。Becky!なんかにはクライアントレベルでのメールの転送設定が用意されているけれども、それを有効活用するとさらにいい感じになるかも。

基本はテキストベースのPIMツールで、シームレスにメールの送受信が出来る(Emacsみたいだな)。で、メールの送受信に関するフィルタリングが常時裏で走っている。PIMへの各種登録は、メールを介して行うことによって、複数クライアントでの同期を行う。また、メールに各種コマンドを埋め込むことによって、より高度な機能も実現する。会社のマシンのローカルファイルの転送(ファイルサーバー的)とか、会社のアドレスを使ってのメールの返信とか。なんでも出来るようにするとセキュリティ的にぼろぼろになりそうなんで、開ける穴は慎重に選定する必要があるだろうな。認証回りの仕組みをそれなりにセキュアにするのが一番難しそう(でもまあしょせんあんまりセキュアじゃないメールベースだし)。マイクロソフトのExchangeとどこが違うのかというと、基本的にテキストベースの軽いデータだけを扱い、機能の実装はクライアント側の処理だけで行おう(サーバーはいらない)というところか。QuickMLみたいなアプローチとうまく連動させるともうちょっといろいろ可能性が拓けるかな。

Published At2003-05-06 00:00Updated At2003-05-06 00:00