日記
Re:オブジェクト指向 from ただのにっき (13:50)Edit

オブジェクト指向を知らない人は、まず「オブジェクト指向」という概念を身につける必要がある。これは外国語を身につける、あるいは外国の風習を身につける、に匹敵するような結構大きな負担だろう。

一方、オブジェクト指向を使ったプログラミングを身につけることで、「プログラムの部品化が進む」→「プログラムを組みながら、同時に考える・覚えておく必要があることの数が減る」ため、実際にプログラミングをする際の細かい負担が減る。

つまりは、大物一個 VS. 小物たくさん。ということは、「大物の大きさ<小物の大きさ×数」ならば身につけるメリットが大きいし、逆だったら身につけるメリットは少ない。長くプログラミングを続ける人ならば、たいていの場合身につけるメリットの方が大きいだろう(けど、ほとんどプログラムを書かないのならばメリットは少ないかもしれない)。

などとつらつら考えてみた。個人的には、年を取ると細かいことをいちいち覚えておく能力が減退してくるので、そうなればなるほどオブジェクト指向のメリットは増大するかも、とか思ったり。

Published At2003-07-29 00:00Updated At2003-07-29 00:00