日記
QuickML de Wiki (13:50)Edit

日記やらblogやらwikiやらCMSやらの連携について議論するMLhttp://kitaj.no-ip.com/tdiary/20030909.html#p02)に投稿したネタだけど、こっちにも転載しておこう。


QuickMLのルーズな柔軟さはWikiに通じるものがあるよなーと思い、面白そうな実装方法をいろいろ考えていたのですが、いまいちうまい仕組みが思いつきません。

が、試しに無理矢理実装例を考えだしてみます。


QuickMLの1アドレスが、一つのWikiサイトに相当します。目的なしのWikiサイトではなく、何か目的を持ったWikiサイトな感じです。

replyではない投稿は、新しいWikiページを作成します。Subjectがページタイトルになるでしょう。メール本文には簡単なWiki記法が使えます。

そして、そのメールへのreplyはそのWikiページへの編集コマンドになります。特に何も指定がなければ追記(あるいはコメント)になります。対象となる場所と差し替える文章を指定することで、既存のドキュメントを修正することも出来ます(patch風)。

Web上では、そのようにして作成されたWikiページの形でMLアーカイブを見ることが出来ます。Web上でも通常のWiki同様の編集が可能です。

こうやってMLのスレッドをWikiページに見立てることによって、単純なツリー表示などよりも、ある話題に関する可読性の高いドキュメントの生成が期待できそうに思います。


といった感じなんてどうでしょうね。修正系の簡便なコマンド体系さえ思いつけば、実装は簡単そう。新規にWikiシステムを書くのが面倒ならば、MLの投稿を適当に整形して、既存のWikiシステムのインターフェースに放り込んでしまってもいいし。

ただ、メールの本文だけを確実に抽出する(署名みたいな余計な要素を削る)処理が結構難しそう。あと、Web(Wiki)からML側へのフィードバックをどの程度にするかも考えどころ。

Published At2003-09-10 00:00Updated At2003-09-10 00:00