日記
日立、ソフトの動作を制限する「ソフト電池」技術の導入/運用支援サービスを発表 from CNET Japan (20:18)Edit

>>同技術を利用することで、ソフトウェアの使用期間や起動回数などに応じて仮想的な“電池”の残量が減少するよう制御でき、ソフトウェアの従量課金が可能となる。またソフトウェアを動作させるにはソフト電池の充電(購入)が必要なので、ソフトウェアの不正使用/コピーを防止できる。なおソフト電池はパソコンのハードディスクに分散して記録するので、ソフト電池自体のコピーは不可能という。

この技術に関しては、前にもどこかで見かけた覚えがあるな(多分これを利用した日立のソフトの記事で)。ソフトウェアの利用料に対して従量制課金を取り入れたいというアプローチは、確かに重要だろう。成功すれば、ソフトウェア産業の構造が大幅に変わりうる。

もっともシンプルなやり方は、ASP方式(ネット越しにソフトウェアの機能だけを提供し、ソフトウェア自体は提供しない)だろうけど、これはいろいろ制約が大きすぎるからな。

ただ、「ソフト電池はパソコンのハードディスクに分散して記録する」程度で、とてもまっとうな管理が可能とは思えないんだよなー。そういうやり方じゃ、狙われたらいずれはクラックされそう。USBキーみたいなものと組み合わせれば、なんとかなりそうな気がするんだけど。

Published At2003-10-05 00:00Updated At2003-10-05 00:00