日記
「150人近い同胞、多分殺された」石原知事、観閲式で from asahi.com (20:18)Edit

「過去25年間、政府がほったらかしにしてきたが、状況証拠から言えば、150人近い同胞が拉致され、たぶん、まあ、殺害されたんでしょう」と述べた。石原知事は9月25日の都議会で曽我ひとみさんの母について「殺されたんでしょ、その場で」などと述べ、翌日の議会で「配慮に欠けた」と謝罪したばかり。

曽我ひとみさんの母が「殺された」と発言したことに関しては、曽我ひとみさん(の親族)に対して「配慮に欠け」ていたと謝罪したけれども、北朝鮮に拉致されたとみられる150人近くはおそらく殺されたのであろう、という考え自体は間違っていないと思う、ということで問題ないと思うんだけど。

朝日新聞は何を批判したいの? 証拠がないことを発言すること? でもさすがにこれだけ状況証拠(拉致した事実は相手が認めている)がそろっていれば、それで十分だと思うが。

ただ、「同胞」とかいう言葉遣いは個人的に気に入らないんだけど。民族意識を重視する(ような言葉遣いをする)と余計な摩擦が増える。まあ、石原慎太郎という人は、そういう摩擦を味方にするのが得意(あるいは好き)な人なのかもしれないけど。

Published At2003-10-06 00:00Updated At2003-10-06 00:00