日記
2003F1日本GP (20:18)Edit

金曜午前フリー走行

佐藤琢磨は12番手。っつーか相変わらずブリヂストンタイヤはきつそうだなー。12番手の佐藤が、ブリヂストン勢の中ではフェラーリの2台に続く3番手だよ。

予選1日目

おお佐藤、予選(初日)もいいポジションにつけてるじゃん。このくらいの速さがあるならば、決勝も期待できそうだな。作戦に失敗せず、エンジンが持てば。早く帰ってスカパーの録画を見なきゃ。

バトンのタイムが悪かったのは、エンジントラブルで午前中のフリー走行を使えなかったかららしい。というわけで、佐藤はバトンと比べてどうなのかは、今回のタイムからは何とも言えない。けど、全体から見て佐藤のタイムは十分いいタイムだろう。

予選2日目

もうF1なんて見ている場合じゃないんですよ。といいながらも一応見ているんだけど。佐藤のアタックは大失敗だったなー。ただ、あれだけリズムに乗れないままだったわりには、タイムはそれなりだった。ってことは、成功していたら結構いいポジションにつけられたのかもなー。特に上位5台くらいが突然の雨で皆こけた状態だったことを考えると、シングルグリッド中盤くらいまでねらえていたのかも。もったいない。

決勝

F1どころじゃない状況だったんで斜め見。いやー、佐藤琢磨は良かったねー。でも、ミハエルのフロントウイングを踏んづけたのに気付かなかった(http://motorsports.nifty.com/f1/news/2003/031013_06.htm)ってのは、ちょっとダメかも。BAR的には、来年に向けてとても気分良くシーズンを終われたんじゃなかろうか。スポンサーの集まり具合とかホンダ(本社)のやる気とかがいい方向に向かえばいいんだけど。

ミハエルは、珍しく冷静さを欠いたダメなドライビングだったなー。佐藤にフロントウイングを踏まれたのもそうだし、その後ダ・マッタ(だっけ?)に追突しそうになって、あわててタイヤをロックさせてラルフのフロントウイングを踏んだのもひどかった。あんなに焦って1ポイントを取りに行こうとするなんて、まるで「バリチェロが信頼できない」と言っているみたいじゃないか。いやまあ、俺も結構信用していなかったけどさ。とてもいい状態のときこそ、すかっとこけるバリチェロだから。

ライコネンは良かったね。今年1年間を通してとてもいいドライビングをしていた。どう考えてもウィリアムズに劣る車なのに、ポイントでミハエルに次ぐ2番手につけたんだから、ライコネンのドライビングが偉かったと言うことだろう。今年車の開発をしくじったマクラーレンは、来年はかなり本気で巻き返してくるだろうし、ウィリアムズはなんとなく今年がピークで、来年はちょっと(相対的に)落ちてきそうだから、来年はかなりチャンスが大きそう。

で、結局今年もフェラーリの完全勝利ってことなのね。でもさすがに来年は厳しいかな。ミハエルの神通力も今年後半あたりから切れたっぽいし。実は来年はバリチェロにとって最初で最後の、チャンピオンをねらえる年になるかも。でもバリチェロには、神通力の切れたミハエルに勝つのも結構厳しいかなー。

Published At2003-10-10 00:00Updated At2003-10-10 00:00