日記
ウェブパーソナライゼーションを酷評するレポート発表 from CNET Japan (20:18)Edit

>>企業はパーソナライゼーション戦略を実装するよりも、サイトの検索やナビゲーションを簡単にするといった、基本的な点に力を注ぐべきだ、と同レポートは示唆している。

パーソナライズよりも、基本的な検索やナビゲーション機能を充実させることの方が優先順位が高い、というのは確かだろうな。パーソナライズなんて、応用も応用なんだから、そんなの基本がしっかりしている上に適用するのは当たり前だし。

ただ、個人的に動的コンテンツが好きだし、動的にする切り口としてパーソナライズって要素は大きいから、俺自身はパーソナライズ方向をまだいろいろいじってみたいと思っているけど。

っつーか、「パーソナライズ=(金銭+人的)コストがかかる」ってのが間違っているんだよな。高価なミドルウェアとかを使わなければ金銭的なコストは抑えられるだろうし、段階的な適用が可能な仕組みを用意すれば(あるいははじめから多くを望まなければ)人的コストも抑えられるだろう。

ローコストでパーソナライズの基本的なバックエンドを構築できるフレームワークを用意し、その上に必要なだけのパーソナライズ機能を段階的に適用していく、という形ならば妥当なコストパフォーマンスでパーソナライズされたシステムを構築できるのではないか。というあたりをWeb XPでは狙っているんだけどな。

Published At2003-10-16 00:00Updated At2003-10-16 00:00