日記
米Yahoo!が「囮メールアドレス」を使った迷惑メール対策サービス from INTERNET Watch (20:18)Edit

>>例えば、家族との連絡用、趣味で参加しているメーリングリスト用、出会い系サイト利用用、オンラインショッピング用などの用途に応じて別々のメールアドレスを利用可能。これらの囮メールアドレスのどれか1つに対して迷惑メールが届き始めれば、その囮メールアドレスはどこかの迷惑メール業者に売られたことがわかる。即座にそのアドレスを破棄して、新しい囮メールアドレスを利用し始めればよい。

アホですか。何が囮アドレスですか? いや、用途ごとに別メールアドレスを用意して、アドレスがどこから流出したか分かるようにするってのは俺もやっているけど、実際のところそう簡単にメールアドレスが破棄できるわけないじゃん。

1サービス1アドレスだったら、スパムが来たアドレスは「流出元なんて信用できねーぜ」ってことでまとめて破棄することも出来るかもしれないけど、「趣味で参加しているメーリングリスト用」とか「オンラインショッピング用」程度の分け方じゃあ、そこにスパムが来たからって簡単に破棄できないでしょ。そのメールアドレスを使っていたすべてのサービスの登録を変更しなきゃいけなくなるんだし。

囮メールアドレスっていうから、てっきりダミーのメールアドレスをメールアドレス収集ロボット向けに公開しておいて、そこに送られてきたメールを解析して、送信元SMTPサーバーを自動的にスパムサーバーとして登録・投稿しつつ、そのSMTPサーバーからのメール送信をサーバーレベルでブロックする、とかするのかと思ったじゃんかよ。


>>Yahoo!の新機能「AddressGuard」により、ユーザーは架空の「基本の名前」とそれを基にした500種類のメールアドレスを作成でき、ショッピングや銀行取引、オンラインコミュニティへの参加の際にこれらのアドレスを使用できる。

こっちの記事の方が詳しかった。『架空の「基本の名前」とそれを基にした500種類のメールアドレス』って表現を見ると、1サービス1アドレスの運用を基本としつつ、各サービス専用アドレスの生成を簡単(qmailの「アカウント-***@ホスト」みたいなアドレスをユーザーが自由に生成できる機能を使ってたりするのかな?)にしている感じっぽいな。それだったら結構使えるかも。

Published At2003-10-25 00:00Updated At2003-10-25 00:00