日記
総務省、ネットの認証技術開発に10億円の予算を確保 from INTERNET WatchEdit

>>開発するのは、電子証明書を利用した認証用基盤技術。具体的な技術は明らかにしていないが、「低コストで簡単に利用できることが目標だ」(総務省情報流通振興課)という。「従来の電子証明書を利用した認証システムは高コストだった。そこで、Webサイトの運営者が誰でも利用できる認証基盤技術を総務省が開発し、その認証サーバーをインターネット上で提供する」としており、一般のWebサイトでも利用できるようにする。ユーザーも、既存の認証局が発行した電子証明書で利用できる。

国がこういうのを支援すると聞くと、まともなものができてくるかどうかすごく不安になってしまうんだけど、ITとやらを振興したいんだったら、こういう基幹(インフラ)部分のサービスを国がやってくれるというのはありがたい話だ。

サーバー証明書なんてものの管理運用を営利企業がメインでやっているってのは変な話で、本来こういうものは国が格安でやるのが正しいだろう。住民票の管理を、営利企業が有料でやっているみたいなものだからな。

あと個人的には、インターネットの個人アドレスとしてのメールアカウントとかURLとかを、国が統一して管理してくれる仕組みがあると嬉しいな。

実体としてのメールアカウントやURLは好きなプロバイダとかサーバーを選べばいいけど、そのエイリアスを永続的に国が管理してくれたりするとかなり嬉しい。要は国が運営する転送メール、URLサーバーみたいな感じで。かなりうまい仕組みを考えないと、セキュリティとか個人情報管理関連がぼろぼろになってしまうだろうけど。

Published At2004-01-20 00:00Updated At2004-01-20 00:00