日記
eBayに「中傷投稿削除の義務なし」 from ITmedia (13:51)Edit

>>米カリフォルニアの控訴裁判所が、「eBayは、自社のオークションサイト上に虚偽あるいは名誉棄損の疑いのある情報が掲載されても、それを削除する義務はない」との判断を示した。

>>同裁判所は2月5日、1996年の米通信品位法(CDA)に合わせて、eBayや同様の「双方向コンピュータサービス」企業を保護する目的で制定された連邦法を引き合いに出し、フィードバックのコーナーに掲載された情報が中傷的だからだと訴えられても、eBayはその情報を無理に削除する必要はないと判断した。

アメリカの話だけど、こういう判決がでたんだそうな。インタラクティブなサービス上でのユーザー同士の争いにおけるプロバイダの責任範囲をかなり明確化する判決だな。

それにしても、“「双方向コンピュータサービス」企業を保護する目的で制定された連邦法”があるなんて、さすが日本よりも法整備が進んでいるなー。

ちなみに該当の条文は、以下だそうな。

インターネットを利用したインタラクティブなメディアの技術的な進歩、および、それらをユーザーが自らの手によってコントロールできる可能性を阻害しないための法整備ってのは、日本でも考えられていいんじゃないか。危険からユーザーを保護するための法律(不正アクセス禁止法とか個人情報保護法とか)ばかりだと、考え方がなんだか後ろ向きになりすぎる気がする。

Published At2004-02-11 00:00Updated At2004-02-11 00:00