日記
MM/本のメモ (22:28)Edit

MM/本のメモ」というものを作っている。何かというとパーソナル書籍データベース。読書メモだったり、購入メモだったり、購入予定メモだったり、何となく気になった本の覚え書きだったり、ともかく本に関するさまざまなメモを管理するためのもの。PCのWebブラウザおよび携帯電話に対応している。

ようやく大枠が一通りできたので、α版的に公開してみる。「管理」ページから適当なパスコード(半角英数4〜8文字)を入力して「登録」を押すと、ユーザーID(数値)が発行され、ブラウザにCookieが登録される。以降そのブラウザを使っている限りは、Cookieで認証されるため、ID/パスコードのことは気にする必要はない。

「投稿」ページからASINコードを入力して「検索」をクリックすると、その書籍情報をAmazon.co.jpから取得して表示する。それで間違いなければ、「投稿する」をクリックすると保存される。

メモには、「メモ本文」「メモ種別」「日付」「関連URL」というパラメータを付与できる。「メモ種別」は、

  • 記 - 単なるメモ。特に種別を指定しないとこれになる。
  • 買 - 購入記録。
  • 想 - 感想。
  • 予 - 購入予定。
  • 読 - 現在読書中。
  • 削 - 削除。削除すると以降一覧に現れなくなる。

が用意されている。この種別はまだ確定ではない。またその利用方法も定まっていない。

日付は、自由に設定できる。デフォルトでは登録した日が保存されるが、購入予定の場合は発売日に指定しておいたり、あるいは過去の感想等を登録する場合は、その日付を設定したりもできる。

URL欄は、自身の日記/blogと連携させるために用意した。日記/blogに感想を書いたら、そのURLを登録しておくことで、より詳しい情報にたどることができる。「MM/本のメモ」では、メモ本文は半角255文字までしか登録できないので、こちらにすべての感想を保存するのは難しいだろう。

登録したメモは、TOPページですべてのメモの一覧を、MYページで自身のメモの一覧を見ることができる。

  • 新 - 新着順にすべてのメモを表示。
  • 予 - 購入予定のメモのみを表示。
  • 買 - 購入記録メモのみを表示。
  • 想 - 感想のみを表示。
  • 読 - 読書中のメモのみを表示。

という表示パターンが選択できる。

ちなみにMYページは、

http://mm.ishinao.net/index.html/[自分のユーザーID]

というURLによって表される。[自分のユーザーID]を他の人のユーザーIDに変更することで、その人のMYページを見ることができる。一覧表示時に行頭に表示される「人」をクリックすると、そのメモを書いた人のMYページを見ることができる。

「MM/本のメモ」に登録された情報はすべて公開されるので、公開したくない情報は登録しないで欲しい。

一覧ページのURLの「index.html」を「index.rdf」に変更すると、そのメモ一覧をRSSとして表示する。たとえばすべての新着RSSのURLは、

http://mm.ishinao.net/index.rdf

となる。RSSのURLに、「associate=[アソシエイトID]」というパラメータを付与すると、好きなアソシエイトIDリンクを付与することができる。未指定の場合は私(ishinao)のアソシエイトIDが付与される。

RSS→JavaScript変換ツール等を使うことで、「MM/本のメモ」に登録された情報を日記/blogのサイドバー等に表示させることができるだろう。

trackbackによる投稿を受け付ける機能も用意されている。trackback ping URLは、

http://mm.ishinao.net/tb.php/[ユーザーID]/[パスコード]/[ASIN]

となる。URLにID、パスコードを含めることによって認証を行っている。ただし、上記のtrackback機能にはまだ不具合がある。テストしたところ、movable typeからのtrackbackには成功したが、tDiaryからのtrackbackには成功していない。何らかの不具合があると思われる。

携帯からの投稿時にもパスコードが必要になる。通常は投稿フォームでユーザーID、パスコードを入力して投稿することになる。パスコードの入力を省きたい場合は、

http://mm.ishinao.net/asinform.html/[ユーザーID]/[パスコード]

というURLを携帯でブックマークしておくことで、パスコードの入力を省くことができる。

このようにURLの一部としてパスコードを使うため、パスコードの秘匿性はあまり高くないことに注意する必要があるだろう。絶対に漏れてはいけない文字列等は使用しない方がいい。

検索機能等は、blogmapと連動している。またさまざまなところでblogmapと連携している部分がある。そのあたりはまだまだ作りかけの状態だ。携帯電話対応なども、かなりいい加減なので動かないものもあるかもしれない。

ひとまずしばらくの間、α版として運用を続けてみる。試しに使ってみたい方はご自由にどうぞ。不具合や要望等があったら、バグ管理ツールから報告してもらえるとありがたい。

Published At2004-08-26 00:00Updated At2004-08-26 00:00