日記
WebNikkiExplorer再公開 (16:55)Edit

なんかyucoさんのところからtrackbackを受け、この手のネタがまた復活しているらしいことを知ったんで、昔のアーカイブを掘り起こして再公開。っつーか、単にリンクを張り直しただけだけど。

.NET Framework 1.0が必要なんで、それに対応した環境である必要がある。Windows 2000/XPあたりで.NET Frameworkがインストール済みなら大丈夫。あと、IEもインストール済みである必要があるけど、これはまあ前記環境ならOKだよね。最近はWindows Updateで.NET Frameworkってインストールされるんだっけ?

WebNikkiExplorer起動画面アーカイブを展開すると、5ファイルくらいできる中の、WebNikkiExplorer.exeを実行する。すると味も素っ気もない3ペインのウィンドウが表示されるんで、[Item]-[Add Documnet]から、追跡したいblog記事ページ(パーマリンク)を開く。たとえばうちの、http://tdiary.ishinao.net/20030315.htmlとか。

すると、左側のペインにその記事のURLが登録され、さらにtrackback autodiscoveryに成功すると、そのtrackback送信先URLをたどって、ツリー上に話題のつながりを表示する。初期状態では1階層先までしかたどらないんだけど、ツリーのルートを右クリックして、[Trace All Trackback]を実行すると、再帰的に枝のtrackbackをたどっていき、運がいいと巨大なツリーが展開される。

(追記)↑嘘だった。[Trace All Trackback]は指定した枝の子枝すべてに対して1階層trackbackをたどるだけで、再帰的にはたどらなかった。再帰的にたどるとバグってた時にやばい挙動になりそうだからやめたんだったかな。というわけで、再帰的にたどりたい場合は、各小枝に対して手動で[Trace All Trackback]を実行してください。

trackbackをたどってみた画面まあこんな感じで、trackback autodiscoveryとtrackback ping URLの__mode=rssに対応しているサイトならば、自動的にtrackbackの送受信関係をたどっていくことが可能ですよ、という技術デモなわけです。

ちなみにこのツールは簡易RSSリーダー的な機能も持っていて、[Item]-[Add RSS Feed]からRSSのURLを食わせてやると、RSSも読み込める。んで、RSSのルートで[Trace All Trackback]すると、そのサイトの直近の記事のtrackbackを一通りたどってくれるんで、trackbackが多そうなサイトで試してみたりするといいかもしれない。ただ、「trackback autodiscovery→__mode=rss→さらにその先をたどる(再帰)」とHTTPアクセス回数が結構多くなるんで、同じサイトに頻繁にアクセスをかけたりしないようにしましょう。

このネタのうちのサイトの初出は、「Trackback情報を使って、サイト横断的に議論を閲覧できる未来 from void GraphicWizardsLair( void ); //」あたりだったらしいです。ちなみにこのプログラム、現在ソースは行方不明中。でもまあ大したことやってないんで、作れる人なら1日で作れるでしょう。RSSにtrackback ping URLが含まれている場合はautodiscoveryせずにそっちを使ったり、複数サイトにtrackbackを送っているサイトがあった場合は、同じ枝を2回HTTPアクセスでたどらないようにしたりするあたりが、ちょっと気を遣うところだったかな。

Published At2004-12-27 00:00Updated At2004-12-27 00:00