日記
第三者トラックバック (21:10)Edit

昔、第三者によるトラックバックというネタを考えたことがあった(今は亡きintersite MLとかに流した気がする)。あるエントリーに関連する、他サイトのエントリーのURL情報を、第三者からでもトラックバックで送れるようにしたらどうだろう、という話だ。

通常第三者が(トラックバックが送られていない)関連エントリーを見つけた場合、コメント欄あたりを使って筆者(や他の読者)に伝えることになる。

その情報を人間が理解するだけならば、コメントだろうがトラックバックだろうがどちらでもかまわないのだが、トラックバックという規格を使うことによって、関連エントリーの情報をメタ情報的に扱いやすくなる(__mode=rssとかを使って機械的に取得できたり)というメリットがある。

ただし、第三者が(他人の記事に関する)トラックバックを送信することには、心理的な抵抗が大きいらしいんで、それが第三者によるトラックバック送信だということが明示できるような仕組みや、第三者がトラックバックを送りやすくする仕掛け(投稿フォームとか)があった方がいい。

というネタをこの記事に関連して今更ながらに思い出した。やっぱりこういう仕組みはあると便利だと思う。トラックバックという規格を関連エントリーを機械的に取り扱う枠組みと考えた上で、トラックバックの__mode=rssによるRSS取得機能をもっと活用していってもいいんじゃないだろうか。

簡単な実装方法としては、

  • トラックバックの手動送信フォームをエントリーごとに用意し、トラックバックの標準項目以外に「トラックバックを送信するエントリーはあなたが書いたものですか?」というチェックボックスを用意する
  • トラックバックデータを保存する際に「第三者による送信」というフラグを追加し、上記チェックボックスがオンの場合は、そのフラグを立てる
  • トラックバック情報を出力する場合、それが第三者による送信であることを明示する(HTMLの場合はそのまま注釈をつければいいけど、RSSの場合はどう表現するのが妥当だろう?)

なんて感じだろうか。

Published At2005-07-19 00:00Updated At2005-07-19 00:00