日記
出力した情報を整理整頓し、不要なものは捨て、必要なものはきちんとリスト化する (13:04)Edit

GTD本ようやく読み終わった」、「脳の中にだけある雑多な情報を、脳から外部メディアに出力することで、脳の能力の無駄遣いを解消する」の続き。

脳の中にだけある雑多な「気にかかったこと」をすべて外部メディアに吐き出してしまったら、続いては、出力した「気にかかったこと」をきちんと整理する。特に重要なのは、「気にかかったこと」の中でも「何かしなければならないこと」だ。

その多くはいわゆるToDo的な物事になるが、あまり具体的ではない将来的な目標なども、そこには含まれるだろう。「すぐにすること」「そのうちすること」「いつかしたいこと」などの「何かしなければならないこと」を抽出し、その意味づけと共にリスト化していく(簡単な方法としては、上記三つのフォルダを作って、そこに入れていく)。

「気にかかったこと」の中には、「何かしなければならないこと」以外の物事も含まれているだろう。それらについては、それが確実に必要なものならば「資料」という分類でリスト化する。しかしそれが不要であると判断できた場合は、どんどん捨てていく。この「不要なものは捨ててしまう」という点はとても重要。

「何となく気になる」けれども、「それが不要かどうかわからない(判断を後回しにしている)」ために取っておいてあるものが積み重なることでも、脳の効率的な利用は妨げられる。「気にかかったこと」ということで一度整理の俎上に挙げた上で、それが不要だと判断できたならば、きちんと捨ててしまうことにより、脳の無駄遣いはさらに解消される。

ちなみに後で具体的な方法論も紹介するが、先ほど整理した「何かしなければならないこと」に関しても、その処理が完了したらどんどん捨てていくことになる。

つまり、脳の中に曖昧にため込まれている雑多な物事を、一度すべて外部にわかりやすい形で出力し、それらを判断の俎上に載せて具体的に整理整頓していき、不要品は捨て、必要なものはその意味付けとともに明快にリスト化していくことになる。

※と書いている内容は、ずいぶん本家GTDのやり方と違ってきているなーと思ったりもするんだけど、まあ俺の場合は全部コンピュータ上で処理することを前提に、具体的なやり方を構築し直しているから、しょうがないよね。

Published At2005-08-23 00:00Updated At2005-08-23 00:00