買う前は、「無線LANのつながるところでは普段無線LANを使い、無線LANが使えないときだけPHSを使う」くらいのつもりでいたんだけど、実際のところ最初に無線LANを試したとき以来、全然使ってない。

というのは、無線LANをONにしているとバッテリーが持たない（1、2時間程度？）からまめに電源を確保する必要があり、日常的に手元に置いて使う用途では使えないから。一方、PHS通信で使っている分にはバッテリー切れをほとんど気にせず（5〜6時間くらいかな？）使っていられるし、バッテリー残量が減り始めても余裕を持って行動できる（あと1目盛りになってもすぐに電源が落ちるということはない）。

また、（リナザウと違って）さすがにMicrosoft製だけあって、Windows PCと連携させて使った時に使い勝手がいい。アプリケーションのインストールとかUSBシンクだけで全然問題ないし、もちろんminiSDを使う手もある。あとリナザウと比べると、ケーブルが汎用USBケーブルで取り回しが楽だってのも大きいな（リナザウのUSBケーブルは接続がうざかったし、シンクもいろいろ安定しなかった）。

というわけで、無線LANはいざというときの汎用接続手段として搭載されている意味はあるけど、俺の使い方ではほとんど使うことはなさそうだ。特定のLAN環境に接続する必要もないし、W-ZERO3単体でメディア系ファイルをダウンロード視聴とかもする気はないしね。