匿名を条件に話してくれたマイクロソフトのあるパートナーによれば，SQLのファイルシステムとエンジンをWindowsに含めるということは，ユーザーがもはや，物理的なファイルの格納場所を意識する必要がなくなることを意味するという。

現在の（マイクロソフト系の）ファイルシステムはとても使いづらくて、それを解消するための一つの方法としては、もっとファイルの属性情報を増やす（単に属性フィールドの数を増やすだけじゃバカなんで、実装方法はかなり考える必要あり）という方法があるよね、などと一昨年の忘年会で知り合いと話した記憶がある。あと、別案としてBeOSみたいにファイル検索機能を強化して、検索式設定ファイルをディレクトリのように扱えるようにするのもいいな、なんてことも考えた。

でもまさか、SQLサーバーを直接ファイルシステムに組み込んでしまうとはね。まあネイティブなファイルシステムに組み込むのではなく、アプリケーションが扱うドキュメントレベルのファイルシステムにかぶせるつもりなんだろうけど。すげーパフォーマンスが悪そうだななどと思いつつも、でも現行のWindowsがExplorerのオプション的機能を実現するためにバックエンドでごちゃごちゃ動かしているタスクの量を考えると、はじめからSQLサーバーで管理した方がトータルでは速かったりして、とも思ったりもする。

　ピクセルとは単に「Picture Element」の短縮形というだけのことではないと理解しかけていた人もいるだろう。

うわー、知らなかったよ。pixelってpicture elementの短縮形だったのか。ってのは本題じゃなくて、従来のCCD/CMOS系とは根本的にアプローチが違う光センサー素子が出てきたんだね。でも光の三原色的なアプローチなしで本当に色のデジタルデータ入力が可能なの？　単に従来は素子レベルでは三色分離して入力していたのを、この技術では素子レベルで三原色合成処理まで（デジタル的に）行ってしまってから、処理系に渡していますってだけの話だったりして（←邪推）。画質の話って定量的な比較ができないから、なんだか宗教論争じみたものになりがちだけど、この素子は将来有望な新しい教義をうち立てたってところなのかな。

　新技術は「MXT」（Memory eXpansion Technology）。プロセッサとメモリの間に，MXT専用チップと3次キャッシュを導入。プロセッサがメモリにデータを書き込む際，専用チップでデータを約2分の1に圧縮するため，従来の倍のデータ量を処理できるという。また3次キャッシュに頻繁に使うデータを格納しておけるので，高速化できるという。

ポイントは3次キャッシュのコントロールにあるのかな？　いくら1/2程度の圧縮率だとしても、メモリアクセスレベルで圧縮・伸張処理をかましたら、しゃれにならないくらいパフォーマンスが悪くなりそうだ。IAサーバが扱うデータなんてしょせんテキスト形式が多いだろうから、それ系に特化した高速圧縮・伸張アルゴリズムを採用すれば、それなりにパフォーマンスが出そうな気もするけど。

オクサンはHP30％程度の復活率ながら、「後は気の持ちよう」と思いこむことで回復しようという意図の元、よろよろと会社に行きました。果たして今日無事に家まで帰ってこれるのでしょうか。つづく。

一太郎12を買ってきた。アップグレード版はどこでも定価販売なんだね8000円。インストールのときにUser IDとか入れるのがうざいしどうせATOKしか使わないんだから、アップグレード版じゃないATOK15を買ってこようかとも思ったんだけど、あっちは8000円以上するんだね。ダウンロード版だったら5000円ちょっとみたいだけど、ベクターのダウンロード販売だと気軽にダウンロードし直せないからうざいしな。まだほとんど使っていないんで、そのうちもうちょっと使い込んだら感想を書こう。

ついでに、ワイアレスマウス＆キーボードも買ってきた。といっても、私物ではなくて会社用だけど。っつーか、それを買うついでに一太郎も買ってきたってのが本当か。

来週から一ヶ月半くらい某所に出向して作業しなければならないんだけど、なぜか開発マシンを用意してもらえないらしい。外部での作業用に会社のメインマシンを持っていったんじゃいろいろ差し障りがあるし、しょうがないからもう最近はほとんど使わず放置していたサブマシンの方を持っていくことにした。

でも、サブマシンは基本的にWin系サーバーを立ち上げておくのに使っていたんで、キーボードはしょぼいしマウスはぼろい。あと、最近ほとんど立ち上げていなかっただけあって、CPUクーラーが固着して回らなくなっていた。そんな状態じゃ開発マシンには使いたくないから、交換部品もろもろを買ってきたというわけ。で、ちょっと試してみたかったんで、ワイアレスキーボード＆マウス（Logicool Cordless Freedom）を選んでみたわけだ。

セットアップは、PC側のPS/2キーボード端子とマウス端子に受信機（電源はPS/2端子から供給）をつなぎ、キーボードとマウスに電池（単3×2と単4×2）をいれるだけ。OS側では特にドライバ等は必要ない。それだけでジャマなケーブルなしで使える。俺みたいに机の上にミニタワー×2、省スペースデスクトップ×1、B5ノート×1、17インチモニター×1、16インチ液晶ディスプレイ×1を載せている人間にとっては、少しでもスペース効率が良くなれば幸せになれる。

かと思ったんだけど、なんか使ってみた感触はかなりダメだった。電波の届く範囲が思ったよりもずいぶんと狭いよ。俺の机の上は電子機器がごちゃごちゃしすぎているから、いろいろ干渉するのかもしれないけど、受信機の角度（置き方）と距離をかなりいい具合に調整しておかないと、マウスもキーボードもまともに反応しない。特にマウスはちょっとでも感度が悪いと、マウスカーソルの動きがぎくしゃくするんでものすごくストレスがたまる。

もうちょっといろいろ試してみるけれども、こんなんだったら、普通のキーボード＋オプティカルマウスを買ってくるんだったな。このセットのマウスって、いまどきオプティカルじゃないんだよ。電池消耗を考えてのことかもしれないけど。

ひとまず良かった。あそこの人たちは結構いい人たちだったし、メーカーとしても悪い印象はないんで、本社ごとつぶれたりしないで欲しいよ。

でも、これからは出向先にいつもよりも早い時間に行かなければならなくなるんで、ムスコを保育園に送った後にのんびり走っている余裕はない。しょうがないから、今までよりもちょっと短いルートに変更しつつ、後半クールダウンのためにゆっくり歩いていた距離も減らして、短いルートをほぼ最後まで走りきるパターンにしよう。でも今までよりも結構きつくなるから、続かなくなりそうな予感。

アッカ・ネットワークスは2月14日，同社のフルレートADSLサービスで使用している富士通製ルータタイプモデムに関する障害を報告した。利用中にモデムがハングアップし，モデムの「STATUS」ランプが点灯または消灯したままになる。

ようやく正式に発表したんですか。で、「障害が起きたのは全体の2％程度」だというんですか。へー、そうですか。それってもしかして、障害が起きたとアッカに連絡をしたユーザーが、全富士通モデムユーザーの2％ってことですかね？　障害が起きたユーザーは、100％アッカに連絡したという見積もりですかね？　もしかしたら障害が起きたユーザーの2％しかアッカに連絡をしていないかもしれませんよ。

とかちょっと皮肉な気分になってみたり。もしかしたら本当に2％程度のユーザーしか問題が出なかったのかもしれないけど、わざわざ2％なんて数字を出して大した問題じゃないように見せかけようとするあたり、ちょっとむかつきますよ。ダメダメなモデムだったんだから、ダメダメなモデムですみませんでしたと素直に言えばいいじゃん。

まあでも、原因が判明して対処策がとれたらしいことはめでたいね。これで、家サーバーをパワーアップする気にもなるってもんだ。

今日はオクサンは土曜出社なんで、朝からムスコと二人きり。飯を食って庭で遊んで洗濯をして長い散歩に出かけたら、ムスコが道半ばにして「オレはこれ以上ぜってーあるかねーぞ」モードに入ったので、残りの長い道のりを抱っこして歩く。重い。君を抱っこして歩くと、持病の背筋痛がぶり返しちゃうんだよね。なんとか家までたどり着き、昼間っから酒を食らってムスコとともにお昼寝。目を覚ますともう外は暗かった。有意義な一日だった（←のか？）。