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日記
ふーん、これを信じる人がたくさんいるのかEdit

例の日木流奈君を巡る問題。NHKの該当番組は見ていないし、関連したニュースなどをネット上で眺めただけで、実物を読む気も(たとえ立ち読みだとしても)全然なかった(基本的にうさんくさいと感じつつも、細かく検証する価値すら感じない、という態度)んだけど、たまたまネット上で彼が書いた文章とやらを読むことができる場所があったので、読んでみた。ぶへー。これは見事に、修辞法だけはそれなりに身につけたあまり文学的才能がない大人が、子供というものはこうであるべきだ・こうであって欲しいと決めつけつつ描いた子供の視点による文章だよなー。もうちょっとリアリティのある破綻(=大人的な発想の枠を超える部分)があればそれなりに面白いとも思えるだろうに、そういう部分がまったく見あたらないし。なんでまあここまで、子供らしいみずみずしい感性なんてかけらもなく、逆に大人的な硬直した感性のみが目立つ文章になってしまっているんだろう。これってもともとは親が子供の名前をペンネームに使って、想像で子供の考えていることを文章化(創作)しようと思って書き始めたものが、勢い余って現在のような扱いにされてしまったってだけなんじゃないか? まあそのあたりはある意味どうでもいい(そういう形態で創作物を発表すること自体はあってもいい)んだけど。でもできればペンネームは「日木流奈」じゃなくて、「Luna」あたりの微妙な表現(日木流奈=Lunaなのかは曖昧)にしておいた方がいい気がするよ。

Published At2002-05-15 00:00Updated At2002-05-15 00:00

日記
「It's a dilemma, but that's the sport!」Edit

F1にとって重要なのは、「一つ一つのレースの結果」なのかそれとも「年間を通して決まるチャンピオンシップの行方」なのか。

フェラーリは後者だと考え、その目的に対してのロジカルにベストなやり方を選択したわけだ。私もより重要なのは後者だと考えるので、今回のフェラーリの決断は正しいと思う。「この段階ではまだ(チームオーダーを出すには)早い」という観点から、今回のフェラーリの決断に反対している人は、「じゃあいつだったら早くないのか」を突き詰めて考えてみることをおすすめする。結局「チャンピオンシップを取ること」を至上目的とするならば、「シーズン第1戦からでもチームオーダーを出すべきだ」という結論になるはずだ。

ただし、F1にとってより重要なのは「一つ一つのレースの結果」であり、それが積み重ねられた結果としてチャンピオンシップが決まるだけのことだ、という考え方もあると思うし、その場合は今回のフェラーリの決断は批判されてしかるべきだとも思う。ただしこちらの立場を取るのならば、「シーズン終盤になってからのドライバーズチャンピオンシップ狙いのチームオーダーは是」とするのは矛盾であることを自覚して欲しい。それが是だというのならば、結局「いつからシーズン終盤が始まるのか」という水掛け論が始まってしまうので。

というのが、ゲームに勝利する条件のみを考えた場合の結論なのだが、実際には「ゲームに勝利すること」以外にもいろいろな条件がある。結局F1も商業活動の一部であるので、商業的な不利益はさけるべきだ。今回の件でフェラーリのイメージが悪くなったりすることは、フェラーリとしては基本的には避けたいと思うだろう。ただし、おそらくフェラーリ側としては、今回のようなことによる一時的なイメージダウンよりも、最終的にワールドチャンピオンをとることによるイメージアップの方が大きい、という計算はすでにしているのだろうけど。ただFIAが大技を繰り出して、今回のチームオーダーによる罰則によってフェラーリのポイント(一部)剥奪、なんてされちゃうとフェラーリの計算は根底から覆されちゃうんだけど。

というわけで、理屈ではフェラーリが正しいと思っていても、でもやっぱり個人的な感情としてはバリチェロに勝って欲しかったので、「観客が見ていて面白いF1」を実現するための妥当で実現性の高いルールが導入されるとうれしいな、とも思う。ただし、FIAにそういうことを考えさせると、ろくでもない結論が導き出される可能性が高いからなー。もしも実現可能ならば、シーズン前半(最初の8戦)は全面的にチームオーダー禁止(少しでも疑わしい動きがあったら失格)、シーズン後半(9戦目以降)はチームオーダー自由とかしてくれるといいんだけど、きれいに運用するのは難しそうだしなー。

Published At2002-05-15 00:00Updated At2002-05-15 00:00

日記
今日は3時間だったEdit

たぶんこれでほぼ濃い打ち合わせは終了。あとは実作業に入れそうだ。でも1、2時間の打ち合わせはまだ何回かありそうだけど。

Published At2002-05-15 00:00Updated At2002-05-15 00:00

日記
バイク通勤日和Edit

今日はとてもバイク通勤日和に見えたので、軽装でバイク出勤。たぶん今日(の昼)みたいな気候が、バイクには一番いいな。1時間は絶対にかかるバイク通勤も、しばらくバイクから離れていた体は、長いと感じない。週に1、2回くらいだったらバイク通勤もいいな。

Published At2002-05-15 00:00Updated At2002-05-15 00:00

日記
夜は寒いEdit

やっぱりまだバイクで夜は寒いな。かさばらないウインドブレーカーでも持ち歩いて、夜はそれを来てバイクに乗ることにしよう。

Published At2002-05-15 00:00Updated At2002-05-15 00:00

日記
Mint Julep「こんなサービス無いのかなあ」Edit

マンションの簡単なWAN・LAN回線敷設とwebコンテンツサービス(アクセス制御を自由にかけられるのも込みで、半分インターナルなコンテンツを提供)なんてやるところ無いのかなあ。

というのを読んで思いついた商売のネタ。最近中小企業/SOHO向けのサーバー機なんかは結構出てきているけれども、一般家庭/マンション向けのサーバー機なんてものもありかもしれないな。

回線はどこでもいいけど、ひとまず一つグローバルIPアドレス(固定だとなお可)が必須。で、一つドメイン名(固定じゃない場合はダイナミックDNS)も割り振る。サーバー上では、内向きのwebコンテンツサービスと外向き(普通のインターネット用)サービスの両方を動かす。

内向きのwebコンテンツサービスってのは、まあ簡単なグループウェアみたいなもの。家庭内用のスケジュール管理ソフト、掲示板とか。外向きのサービスってのは、インターネットメールや外部公開用のweb領域なんか。

そのサーバーを買って、適当なグローバルIPをくれるプロバイダーに契約して接続するだけでOK。

サーバー設定・管理は一般家庭のちょっとコンピュータに詳しい人や、マンションの管理人さんなんかでもなんとかなるようにしておく。知識がなければ無難な設定(制約が大きい)、知識があれば高度な設定もできるように。セキュリティ管理やアップデート(運用)管理をどんな感じに設定するべきか決めるのは難しいだろうけど。

まあ具体的なことは面倒くさいから考えないとして、そういった感じの、一般家庭/マンションにインターネット系各種サービスを簡単に提供できるようなサーバー(ハード+ソフト)ってのは、うまく作れば大ブレイクする可能性がありそうだな。

SOHO/一般家庭向けのファイルサーバー+webサーバー+ルーターマシンなんかは出始めているけど、そういう従来の切り口の(一般受けしない)サーバーではなくて、普通の人が普通に使って便利に思えるような切り口のサーバー。普通の人が会社なんかで使っているインターネット系サービス+αを、家庭でも簡単に導入できる感じで。

と書いてからニュースをチェックしたら、かなりそれっぽいサーバーが発表されていた。そうそうこんな感じのものを、もうちょっと高機能化した感じのやつよ。

Published At2002-05-16 00:00Updated At2002-05-16 00:00

日記
40分停車Edit

今日はせっかく早く帰ろうと21時ちょっとの埼京線に乗ったのに、見事に人身事故ストライクだった。戸田公園で人身事故があったとかで、赤羽で40分停車。でもまあ、久しぶりに一時間以上まとめて読書の時間がとれたのは、転んでも10円玉を拾わなければ起きないのこころ。

Published At2002-05-16 00:00Updated At2002-05-16 00:00

日記
ダメだ、とまらん……。ねむい……Edit

2chの「家は宿でも合宿所でもねぇぞ!!!」スレッドは、肉般若のあとしばらくあたりまで見ていたんだけど、ネタ疑惑推理合戦とかが始まってだるくなったあたりから見ていなかった。それがもう70なんて数になるまで続いていたんだねー。

ちなみにこのスレッドの主旨はというと、オタクな趣味を持っている人たちの中には、かなりキテいる厨房(精神年齢が正常な社会生活を営めないくらい低い人たち。実際の年齢も低い人も多い)含有率が高く、しかもそういう人たちは趣味を同じくする人たちに対して、普通の脳みその持ち主には予想もつかない方向から、迷惑をかけることが多々ある(特にコミケとかアイドルやバンドのライブとかみたいな、その手の趣味の人たちが集まるイベントが存在するようなカテゴリの場合に、危険度が高いらしい)。

彼らの行動は普通の脳みその持ち主には予想もつかないのだが、どうやら同じような迷惑をかけられた人たちの話を総合すると、彼らには彼らなりの法則性(パターン)があるようだ。たとえば、「趣味が同じ=親友も同然=一緒に住む/泊まりに行くのは無許可でOK」とか、「前世/異世界信者(今ここにいる自分は本当の自分ではない、という逃走系妄想)率が高い」とか、「私はあなたのことが好き=あなたも私のことが好きなはず=あなたのものは私のもの」とか。

で、このスレッドではそういう迷惑をかけられた体験談を各自が語って情報を集積しつつ、その手の危険に対する現実的な対抗策を構築していったりもしてみよう、なんてことになっている。「(=゜ω゜)ノぃょぅ好き」ってところは、2chの関連スレッド上で同時進行的に語られる複数の話題を、読みやすく編集してまとめて掲載しているところ。

で、2、3日前にここを読み始めたところ、もうとまらなくなってしまった。12時過ぎに家に帰って1時過ぎにベッドに入って、眠くなるまでここを読んでいるかと思っていると、いつも気がつくと3時4時になってしまう。ムスコを保育園に送るために8時には起きなければならないのに……。

ここの話は、下手なサスペンスドラマ/小説を見るよりも絶対面白いな。被害者には創作系同人者が多いから、エンターテインメントってものを心得ているためかもしれない。その分ネタ疑惑も強くなるわけだろうけど、ネタだろうとネタじゃなかろうと面白ければいいのだ。ネタの中にも幾分かの真実は含まれているものだし。

Published At2002-05-17 00:00Updated At2002-05-17 00:00

日記
/.J「日本政府,絵を含む国連の児童ポルノ禁止議定書に署名」−「歓迎する職種もあるということで。」Edit

これは全然仕事の話なんですけど、うちの社では、他社でウケのいい漫画家が
出てくると、短編集なんかで単行本が出たときに、下着はもとより、Tシャツ
デザインで破けているGパンなんかをキャラが着ていたりするシーンを
なんとか探し出して、
 「セックスをした後をイメージする」
 「強姦をイメージさせる」
と、東京都に意見書を出して、成年マークを付けさせる指導を要求します。
少年漫画や少女漫画なんかでも、漫画家や編集部がじたばたする事はありますが、
3通くらい出せば、ほとんどの場合、その本を発禁処分にでき、漫画家本人を
つぶすことが出来ます。

なんかすごくありそう(そういうことをやる出版社も、そういう意見書を無批判に受け取って対応する行政も)でイヤな話だな。でも行政がチェックをまじめにやっているとも(やる能力があるとも)思えないし、そういう意見書を出す出版社を止めることもできないよなー。いや、そういう意見書をすべて公開制にすれば、乱発の抑止力になるかな。

Published At2002-05-18 00:00Updated At2002-05-18 00:00

日記
夫婦同姓・別姓についてEdit

よんひゃんさんのところのBBSでの議論を見ていていろいろ考えたので、書いてみる。あいにく私は該当の書籍は読んでいないし、これから読む気もあまり無いので、本論についてではなく夫婦同姓・別姓に関連する部分にのみ反応する。

二人の議論のすれ違いは、「機会の平等」というものが「法律で制定されればそれで成立している」とするか、それとも「それが世の中できちんと運用されるようになって初めて成り立つ」とするか、にポイントがあるんだろう。

私は後者だと思う。夫婦の姓の件に関していえば、「ほとんどの人が結婚する際にどちらの姓にするかを真剣に考えるようになり、なおかつそこで選択した結果を周囲の人々&社会が当たり前のように受け入れる」ようになって、初めて機会の平等というものが成立すると考える。現状では、慣習的に(深く考えずに)夫の姓を選択している場合が多いだろうし、妻の姓を選択した場合に周囲(特に年寄り系親戚)からとやかく言われることも珍しくなさそうだ。そのあたりを“時間”が解決するまでは「機会の平等」が成立しているとは思わない。

ところで書評を読むと、夫婦の姓に関しては「新姓」もしくは「別姓」が理想的であるという方向になっているようだが、技術者よりの立場としては運用上の手間が省けるように従来との互換性をもちつつ、新機能(平等性)を実装するというやり方が理想的だと思う。「新姓」も「別姓」も現在の夫婦どちらかの姓にするというやり方も、運用上の手間がかかるし過去互換性が低いので技術的にあまりいい方法とは思えない。

運用上の手間がかからず過去互換性が高い方法としては、従来の姓+名のほかにファミリーネームという枠をもう一つもてるようにする方法がいいように思う。ファミリーネームには夫婦どちらかの姓をそのまま使ってもいいし、新姓を用意してもいい。名前を名乗るときは「姓+名」(夫婦別姓風)でも、「ファミリーネーム+姓+名」(これが結婚している人のフルネームになる)でも、「ファミリーネーム+名」(夫婦新姓もしくはどちらかの姓に合わせた風)でもどれでもいいということにする。子供は「ファミリーネーム+名」になる。

要するに夫婦新姓と夫婦別姓と従来の制度を同時に成立できるようにしておいて、日常において名前を使う際には、自分の意志やシチュエーションによってそのどれを使うかを自由に決めてかまわない、というアプローチ。複数の名前表記を一つの実質的な名前に結びつける部分は、関連する書類にだけはフルネーム“も”表記するということで運用できるだろう。この方式だったら過去にさかのぼって運用(従来の制度で姓を決めた人は、ファミリーネームとして現在の姓を選択したことにすればいい)もできるし。

Published At2002-05-21 00:00Updated At2002-05-21 00:00