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日記
想定ユーザーの引き上げ (20:11)Edit

サイト改革を考えているうちに、自分の中で結構大きな心境の変化が出てきた。というのは、「想定ユーザーの引き上げ」というか「基本サポートするブラウザスペックの見直し」。

自分でもテキストWebブラウザ系は使うことが多いので、私が自分で作るページに関しては「テキストブラウザで支障がない」というのが基本だった。また、標準ブラウザについて「Netscape Navigator 4.xでも標準機能は一通り使える」あたりを想定していた。

けれども、ユーザビリティ機能性をどうするかをつらつら考えた結果として、もうちょっと想定ユーザー層を引き上げてしまってもいいように思えてきた。

「テキストブラウザでも支障がない」ではなく、「テキストブラウザでも最低限は見える」程度にしてしまっていいのではないか。同様に「NN 4.xでも最低限は見える」程度にしてしまっていいのではないか。テキストブラウザやNN 4.xのサポートは、あまりにも後ろ向きの作業の割には、それにかかるコスト(および削らざるを得ない機能)が大きい。現在と将来を見据えると、テキストブラウザおよびNN 4.xは最低限まで縮小してしまって構わないのではないか(完全に拒否するのはダメだけど)。

これからサイト改革を具体的に進めていく上で、いろいろな項目に関する具体的なスペックは決まっていくだろうけど、ひとまず決意表明。テキストブラウザおよびNN 4.xをきちんとサポートするためにかけるコストは、今後現在標準的な環境および将来主流になると思われる技術をサポートする努力にあてることにします。とかいいつつ、結局表面的には何も変わらないかもしれないけどね。俺の意識だけの問題かも。

Published At2003-02-14 00:00Updated At2003-02-14 00:00

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CowardじゃないAnonymous (20:11)Edit

ネット上で匿名で発言する利点はいろいろある。よけいな気遣いをせずに発言できるし、記名発言に付随する後腐れがないので、発言に対する敷居が低い。そのため匿名を許容する場においては、非常に活発な発言が期待できる。その具体的な事例は2chで多数目にすることができるだろう。

ネット上で匿名で発言する欠点はいろいろある。無神経・誹謗中傷発言によって傷つく人・怒る人が現れ、場が荒れることが珍しくない。また発言者の責任が追及できないため、場の責任者が代わりに責任を負う羽目になることもある。また発言者が特定できないためその発言にまつわる著作権の処理が曖昧になる。その具体的な事例は2chで多数目にすることができるだろう。

匿名の欠点は承知しつつも、匿名の利点を活かしたいので、私個人としては匿名の場は許容する方針をもっている。掲示板Wikiを作る際には基本的にAnonymousを受け入れる方針にするし、スラドみたいに匿名者をAnonymous Coward(いくじなし)と蔑称で呼ぼうとは思わない。

けれども、やはり匿名を許容する場にはAnonymous Cowardと呼んだ方がいい人も出てくるんだよなーと、「死にたいと思ったことがない人(http://www.ag.wakwak.com/~mai_u/umui/200302b.html#200302131803)」 のコメント欄を見ていて思った次第。

同じ匿名でも、単なるAnonymousとAnonymous Cowardは別物だ。Anonymousで発言するのは構わないけれども、Anonymous Cowardで発言するくらいならば、その発言は胸の奥で飲み込んでおくか、あるいは公でない場所で発言しよう。というのが俺のポリシー。他人に無理矢理押しつけようとは思わないけれども。

Published At2003-02-14 00:00Updated At2003-02-14 00:00

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EclipseをEUC-JPで使う場合 (20:11)Edit

Windows環境の話なんでほかのOS上だと違うかもしれないが、Eclipseのエディターエンコード設定をEUC-JPで使用する場合に、以下のような問題が生じるかもしれない。

  • 適当なテキストファイルを作り、エディタ上で「−」(全角のマイナス)を入力して、保存する。
  • それを別のエディタ(たとえば秀丸エディタ)で開いてみる。
  • 先ほど入力した「−」が「?」(認識不可能な文字)になっている。

Windows XP Professional+Eclipse 2.0.2ではそうなる。これはおそらく、Windowsは基本がSHIFT_JIS、Windows XPの内部はUTF-8、Eclipseの内部はUTF-8、Eclipseのエディタ設定はEUC-JPという文字コード変換を経る中で、SHIFT_JISにおける全角マイナスの文字コードが失われてしまったということなのだろう。ただし、Eclipse上のエディタで確認する限りは、そのことに気づかない(一度ファイルを閉じてからエディタで開き直すとわかる)。

最近実験的に、仕事も私用もほとんどのファイルをEclipse上のプロジェクトとして管理している(Windows環境でのCVSへの登録が楽なんで。WinCVSはあんまり使い良くないし)ので、こういう問題が出てくるのはかなり痛い。エンコードをUTF-8に統一すればなんとかなりそうだが、まだUTF-8を日常作業の標準として使うのはキビシイし。

Published At2003-02-15 00:00Updated At2003-02-15 00:00

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ばーびー (20:11)Edit

最近車でずっとBarbee Boysを聞いていたのは、いわゆるシンクロニシティってやつですかね。この間突然Barbee Boysが聞きたくなって、保存状態が悪いうちのCD置き場(あちこちに散逸)を探したんだけどBarbeeのCDは見つからなくて、しょうがないからもう一回買い直すかと思いつつも、でも新譜で買うのは悔しいから渋谷のディスクユニオンに行ったら、バービーボーイズの中古CDなんてほとんど置いてなくて、新譜のベスト(と俺の知らないその後に出たらしいベスト。でも最初のベストはベストと言うよりは主だった曲をほとんど全部収録した単なるコレクションだったから、ちゃんと曲を絞ったベストを出す意味はあるよな)は置いてあったけれども、今さら5000円出してもう一回買い直すのもばからしいしと思って、もう一回家の中をくまなく探したら、唯一見つかったのは車の中に死蔵されていたBEST版のMDで、でも今さらMDが聞ける機材なんて車にしか積んでいなかったもんだから、しょうがなく毎朝ムスコを保育園に送っていくときにそれをかけながら歌っていたのですよ。この1週間ずっと。今日ようやく別のに入れ替えたちゃったけど(で入れ替えたのはBOOMのベストだよ。これもいいよねー。なんかおまえらイカテン出身やろ! そうやろ!と意味なく関西弁でつっこみたくなる時代の空気を感じるよねー。と書いてから調べたら、BOOMはイカテン出身じゃないみたい。同時代ではあるけれど)。それにしても懐かしいやねー。この音域はカラオケとかで歌うとかなりきついんだよなー。でもコンタの声っぽく(いまいち響きが足りない高音域)歌うのは喉の調子がいいときには好きなんだよなー。ああ話を戻す(どこに?)と、グレコローマンかたぎ:http://www.chowchow.gr.jp/~sone/の2003-02-16 00:59で「バービーボーイズ復活?」的なことを知って、反射的に「いまみち」でググって見たら微妙なお宝ゴミを見つけたんですよ。これって新録なんだよね。もうずいぶんブランクも長いはずだけど、ギターもボーカルも昔のままだなー。でもこんだけ録音状態悪いと普通の音源としてはゴミだよな。ミュージシャンな人がこういう活動するのも過渡期な現在では大変そうだね。そのうちいわゆるゲイノージンとかイッパンジンとかの垣根がなくなって、発信する人−受け取る人がもっと自然にうまくやっていける(主にネットで)世の中になるから、それまでがんばってね。ってそういう時代はまだずいぶん先かな。特に日本では。もしも新譜を出すんだったら買うからがんばってね。

Published At2003-02-16 00:00Updated At2003-02-16 00:00

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JBAの人たちって (20:11)Edit

あたり関連のネタ。JBAhttp://jba.ja.bz/)の方にもリンクを張っておくと、

とか。

本当にあの人達は、自分たちがあまりにも視野が狭すぎる(ほかの類似システム・技術・他の人たちがやってきたことに関して無知をさらけ出している)くせに、「俺たち(の着眼点)はすごいんだぜ」的な放言をするもんだから、JBAの主旨(だと思われるもの)に対して意味を見いだせる(興味を持つ)人たちも、現状のJBAの活動およびそれを構成する人たちに対しては「なま暖かく見守る(ウォッチする)」対象としてしか捉える気になれないんだってことがわからないのか。

JBAの人たちの中に、「今までの日本のWeb日記テキストサイトニュースサイトにおける事例」をまともに調べた人はいるのか? 「既存のさまざまなWeb日記システムおよびコミュニケーション系システム」についてまともに調べた人はいるのか? 今まで様々な形で実用・実験的に行われてきた「Webサイトを通じたコミュニケーションの事例」に関してまともに調べた人はいるのか? 自分たちのやっていることのどこからどこまでが「車輪の再発明」に過ぎないもので、どれが「新しい発明(および発見、および活動)」として意味を持つのか把握できているのか?

私は、MovableTypeおよびその他blog系システム自体や、blog系システムを使った個人Webサイトが増えることによって起きうる革新の可能性などについては、とても興味があるけれども、そういうものに興味をもち可能性を感じている人間にとって、そういうものに対しての誤解や偏見を助長するようにしか思えない現状のJBAは、逆に迷惑な存在だ。現状のJBAなんて存在しない方が、MovableTypeや日本におけるblogの可能性がよほど増すんじゃないかとすら思っている。JBAの活動に意味があるとすれば、それは単に「広告塔的に目立っている」ことだけだろう。

ちなみにこういうテキストをJBAに書き込まないのは、Otsuneさんとほぼ同じ理由+JBAの人たちが管理権限をもっているところに書き込む気になれないから。あと、今までの日本におけるWeb日記系コミュニケーションにおいては、他サイトへの言及を自サイトで公開するのは当たり前の行為だし(という文章に関して、そういうコミュニケーション形態を取る上で必要な技術や、それによって生じる問題点などについてすぐに理解できる人はJBAにいるのか?)。だいたい俺に関する言及はすべて俺の庭(システム)上でやれ、なんて俺様ルールが世の中一般(Webに限らず)に通じるかよ。「やってください。お願いします」としか普通は言えないんじゃないか?


せっかくだから、JBAの記事に対してTrackBackを送ってみたけれども、「TrackBackを送れよ」とか言う割には、「2バイトコードを送るときにどうやればいいのか」とかの説明がないんだな。JBAのサイトはUTF-8みたいだから、UTF-8にエンコードしてからURLエンコードして送らなければならないのかな? まあそこまで試してあげる気にはなれないから、urlしか送らなかったけど。


もしかしてあの人たちは、TrackBackを送っても全然見てないんじゃないのか? 少なくとも表側に見えているインターフェース上は、新着TrackBackの有無が非常にわかりにくくなっていることは確かだけど、でもそれってたぶんJBA(の誰か)がMovableTypeを設定したときにそうしたんだよな。なんだかなー。


http://www.otsune.com/diary/board.cgi?act=read&msgid=571より

>最近は JBA の Blog では、発起人のJOI 氏、ENO 氏、Takemura 氏たちはおろか、NEOTENY や MESH のスタッフすらもあまり発言していないんですよ。せっかく、Blog を使って、個人が Web で発言するムーブメントを盛り上げようという趣旨でグループを立ち上げたんだから、続けろよって感じです。 >趣旨には賛同するけど、今のJBAのサイトの荒れようからすると入会したくねーよなー。っていうのがMTは便利だから使ってるけど、傍目で生暖かくヲォッチしてる人たちの本音だろうなーってつくづく思います。 >がんがん批判して皮肉ってネタにしておちょくって誹謗中傷して結構です。それも含めて Blog の連鎖になってくことでしょう。そもそも、Blog に中心となる協会とか連盟みたいな団体が必要なのかどうかももうわからんですよ。日本MovableTypeユーザー会っていうのはあってもいいと思うけど。

goyou氏の言葉は、mpm氏およびa77a氏にはさっぱり通じていないみたいだけど、JBA内で彼らにまともに意見できる(そしてまともに応対してもらえる)人はいないのか? それともJBA内云々というのではなく、誰が言ったとしても彼らには言葉が通じないのか?

まあ内部の人間にも見放されつつあるのならば、そのうち勝手につぶれてくれるだろうから、放っておいてもいいんだろう。わざわざ「王様は裸だ!」とふれて回る必要もなさそうだ。いや、JBAは全然王様なんかじゃないんだけれども、王様じゃないものを王様だと(お偉いさんやマスコミに)思わせることが得意そうな人がいると、放っておくとあんなんでも王様扱いされかねないし(というか、一部そんな扱いをしているところがすでにあったっぽいし)。

心ある方たちはJBAのことはなかったことにして、日本MovableTypeユーザー会とか作ってがんばってください。その際には、TrackBackの国際化対応とかもよろしく。


結局JBAは、JBAの方針(として書かれていた文章)もろくに読んでいなかった方達が、去ったり記事を引っ込めたりした結果、goyouさんが一人で立て直すモードに入ったらしい。goyouさんのやりたいことは、たぶん多くの人が思っていたであろうJBAっぽい活動ではあるんだけど、今からこれをはじめて間に合う(人が戻ってくる・やってくる)んだろうか? JBAの名前を使わずにやった方がよほどいいと思うんだけど。wikistmaniaを作るついでに日本のMovableTypeユーザーのサイトをいろいろ回ってみたけど、日本MovableTypeユーザーグループ的な活動をしている人たちって結構いるみたいなのに、その人たちがあまりJBAに近寄ってきていない現状を改善できるのか?


と思ったら結局元の鞘に戻ったらしい。joi氏やtkm氏がそちらを支持しているからだ、と理解して構わないんだよな。

Published At2003-02-16 00:00Updated At2003-02-16 00:00

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RSSとTrackBackを実装 (20:11)Edit

RSSとTrackBack(もどき)をWikiLikeに実装中。

RSSについては、上部メニューのRSSをクリックすると表示される。やっつけで実装したんで不具合があるかも。一応RSSビューアでは見えていたような気がする。

TrackBackについては、微妙に独自実装。ページメニューにあるTrackBackをクリックすると、通常のTrackBack Ping Urlが表示される。たぶんMovableTypeとかでこのURLを指定すれば、通知が来るんじゃないかな? 動作テストはしていない。送信側の文字コードが分かっている場合は、各文字コード用のPing URLを叩いてもらった方が文字化けのおそれが少ないはず。

あと、その下にあるフォームからTrackBackを送ることもできる。これはTrackBack非対応なCMSなんかから送信するための補助的存在。

で、実際に送信されたTrackBack通知については、WikiLikeではコメントとして保存している。TrackBack用のテーブルとか用意してもいいんだけど、まあこの実装はあくまでテスト実装だしね。現在のWikiLikeのコードは破棄して作り直すことが確定しているんで、今さらこのコードをまじめに拡張してもしょうがないし。

あとは、こちらの記事更新時に他のサイトのTrackBack Ping URLを叩きに行く部分を実装して、RSSとかに各記事のPing URLを掲載すればいいのかな? ただ他のサイトのTrackBack Ping URLを叩きに行くときの文字コードとかどうすればいいのかな? いちいち確認する? 気にしない?


RSSにTrackBack Ping URLを掲載してみた。こんな感じでいいのかな? あとそういえば、この記事に関するTrackBack一覧をRSSで返すインターフェースも必要なんだっけ。それは面倒くさいからよほどやる気があったら実装しよう。


2003/03/14追記

各ページにTrackBack Ping URLを通知するためのRDFを埋め込んだ。一応これでMovableTypeから半自動的にTrackBackを送ることもできるのかな? PingBack Serverの情報も埋め込んでおいたけれども、こっちはまだ受信側を作っていないので送っても届きません。

っつーか、PingBackの受信側は作ってもいいけど、送信側を作りたいと思わないんだよなー。記事をPOSTするたびに記事中に使われているリンク先を片っ端からHEAD&GETするなんていやだもんなー。

Published At2003-02-17 00:00Updated At2003-02-17 00:00

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TrackBackコードサンプル (20:11)Edit

せっかくだからWikiLikeをTrackBack対応にした部分のサンプルコードを載せておこう。PHP 4.2以降+マルチバイト関数環境用。本物は、すでに廃棄処分が決まっている古い自作ライブラリを使っているんで、その部分を普通のコードに書き直してある。あと、TrackBackで受け取ったデータを保存する部分(SaveTrackBack)の中身は削ってある(実装するシステムに依存)。その他できるだけ汎用的に直してあるつもり。まったくノーコメントだけど、まあ何となく分かるよね。もともとはライブラリ側でやっていた、外部からやってきた変数のstripslashesみたいな一般的な処理は端折り気味。

以下長いんで別ファイルにした。 http://ishinao.net/dev/trackback.php.txt

Published At2003-02-18 00:00Updated At2003-02-18 00:00

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Snoopy v0.94 (20:11)Edit

Snoopy v0.94というUserAgentがRSSファイルにやたらとアクセスしているみたいなんで、なんだろうと思って調べてみたら、Snoopyhttp://sourceforge.net/projects/snoopy/)ってPHP用のWebブラウザシミュレーションクラスがあるんだね。PerlLWPモジュールみたいな機能があるのかな? PHPではその手の用途にはCurlを使うもんだと思っていたんでちょっと勉強になった。今度試してみよう。ところでこのアクセスって、誰かがPHPを使ってRSSMixみたいなことをしているのかな?

Published At2003-02-18 00:00Updated At2003-02-18 00:00

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雑誌サイト (20:11)Edit

Snoopy v0.94のコメント欄のやりとりで出てきた話が面白かったので、こっちにも書いておこう。

RSSみたいな各サイトの情報を機械的に取得できるようにする技術は、複数サイトにまたがった情報の共有を加速する。

アンテナ更新チェックツールを駆使して、タブブラウザで複数タブをがしがし開きながらさまざまなサイトを巡り、面白そうなコンテンツを見つけたらそれをクリッピングしコメントをつける。日本の個人ニュースサイト系の人たちはそんなことをしているんだろう。

海外のblog系の人たちも基本的には同じだけれども、RSS配信が日本よりも広まっているため、RSSクライアントツールに自分がチェックしたいサイトのRSS URLを登録しておけば、直接そのサイトに行かなくてもそのサイトの更新状況および更新された記事の要約を得ることができる。ずらっと表示された要約付き一覧の中から、面白そうな記事を選び出してコメントをつけると、気がきいたblog系ツールならばそれをそのまま自分のサイトにアップロードしてくれて、さらにコメントをつけた先のサイトに自分がコメントをつけた旨を通知してくれる(TrackBack)かもしれない。

どういうやり方にしろ、そこで行われているのは基本的にWeb上に存在するさまざまなコンテンツを、独自の視点で選択・編集し、さらに自らの記事をも追加して、新しいコンテンツとして成立させるという作業だ。複数のサイトにまたがったコラボレーションともいえる。

ただし、現在のところはそこで編集に使われる素材は、コンテンツのタイトル・URLおよび必要最低限の引用程度に過ぎない。そのため、個人ニュースサイトやblog系サイトのコンテンツは、データの羅列的なものになってしまう。

しかし、RSSでは通常記事の要約サマリー)も配信することが多い。それはすなわち、コンテンツ作者がコンテンツの一部について他のサイトでの二次利用を許諾しているようなものだ(このあたりはきちんとコンセンサスを得る必要がある)。もしも要約テキストだけでなく、画像などのデータの二次利用も許諾されるようになれば、それらのコンテンツを二次利用するサイトでは、現在のデータの羅列以上の表現が可能になるだろう。それはまるで雑誌の編集作業のようだ。

雑誌サイトという言葉を聞いて私の中にわき上がったイメージは上記な感じ。個人ニュースサイトおよびblog系サイトの行き着く先としてなかなか面白いかも。

Published At2003-02-18 00:00Updated At2003-02-18 00:00

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RSS版textmania (20:11)Edit

データ収集元にアンテナ系サイトではなく、RSS配信サイトを使ったtextmaniaを作ってみようかなー。そうすると、更新時刻だけでなくもっとリッチな情報(サマリーとか)もまとめて表示できるようになる。mylistみたいなカスタマイズリストを表示すると、まるではてなアンテナの詳細表示モードみたいな感じになるんだろうな。

とかいくつも作りかけのネタを放置しているくせに、よけいなことをたくさん思いついてしまうのでした。でも、これはたぶんそんなに作るの大変じゃなさそうだよなー。

Published At2003-02-18 00:00Updated At2003-02-18 00:00